約 57,976 件
https://w.atwiki.jp/chronica-note2/pages/16.html
用語辞典 サ行 一覧 サランダ サンホラ サンホラー 霜月はるか シャイターン ショッパーさん シリウス 白銀の矢 じまんがー Jimang じまんぐ汁 じまんぐ分 ジュリエッタ スコルピオス 蒼氷の石 妹 ゾスマ
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/1282.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2018/03/19(月) 20 10 00.59 終了時間:2018/03/19(月) 23 10 27.68 参加人数:1 カプコン発売の天地シリーズのうちの一つ。 アーケードでは格闘アクションとして二作、FCではRPGとして二作、GBではRPG SLGとして一作出ている。 そしてこのSFC版は・・・純粋なSLGである。 三国志SLGなんて光栄が嫌というほど出してるじゃねーかよォ! 劉備しか使えなかったGB版を他の勢力でプレイしたい!っていう人にはいいんじゃないかな? 主人公補正で異様に強い劉備軍に対抗できるのは呂布くらいしかいないが・・・ シナリオ桃園、劉備軍でスタート。 関羽や張飛は優秀ですが、何せ劉備を含めて5人しかいないので守りに人員を割けません。 呂布が他国を攻め取る→呂布がいた国をハイエナ→呂布が別の国に攻め込む→呂布がいた国を(ry という漁夫の利作戦で領土を広げていきました。 当然自軍が出はらった国は他勢力に奪われていきますが、 うまい具合に北方の数国を領土にできました。 このあたりで呂布が戦死し、今度は曹操軍が頭角を現します。 曹操が他国を攻め取る→曹操がいた国をハイエナ→曹操が(ry 曹操が南方へ行っている隙に許昌を奪取。 すると… なんとエンディングになってタイトル画面に戻ってしまいました。 俺たちの戦いはこれからだ!
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/648.html
[部分編集] フランちゃん中華統一記 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7074295 使用ゲーム 三国志Ⅸ シナリオ・担当勢力 英雄集結改の改造シナリオ フランドール軍 シナリオの設定 上級 討死なし能力100↑有り 動画形態 紙芝居ありのプレイ動画準てらふりーだむ 登録武将 東方やらいろいろ 史実武将の扱い 関羽以外は割と普通 縛り 下記参照 投稿時期 2009年05月17日~11月24日(完結) 投稿者名 鳴海右京 マイリスト マイリスト 関連タグ フランちゃん中華統一記 ニコニコ大百科 フランちゃん中華統一記 変人記Ⅱ 関連サイト コンティニューしかさせないわっ!! :うp主によるブログ 備考 - ストーリー 中国大陸に飛ばされた紅魔館からさらに呉まで逃げたフランちゃん そこで出会ったちいさな閻魔、二人の物語が今、始まる。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 例によって例の如くスキマ妖怪…では無くて、封神演義 (藤崎版)のエライ仙人共の仕業であるようだ。 申公豹曰く、とある事情で造られた「箱庭世界構築型仙術訓練用宝具」の起動に巻き込まれたらしい。 [部分編集] 主な参加勢力 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 最初はフランドール一人で開始の予定だったのだが、開始直後いきなり 四季映姫が仕官して来て、急遽紙芝居を変更したようだ。 フランドール フランにしては控えめな武力だが、これは四季映姫が能力制限を掛けている為である。 その所為かどうかは不明だが狂的な発言はほぼない模様。 四季映姫 政治200、他全100というオーバーチートだが、盗用禁止なので特に意味は無い。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 何時ものバカルテットたちであり、特に補正など無く速攻で滅亡…いや、フラン軍がやったんだけどね。 攻城戦中に何故か守将が次々と変わって行くという現象があったが、滅亡直後に捕虜になったはずの チルノが仕官してきた事を考えると、どうやら探索に出ていたらしい(滅亡時に城に居ないと在野になる) チルノ チルノゼミナール補正はある様で、初っ端から政治100/武力80の「最後まで使える」抜擢武将を育てた。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 特に逆補正などは無かったが、守矢勢(主に武力140の神奈子)を吸収した輝夜軍に ボコボコにされたところをフラン軍にハイエナされてあえなく滅亡した。 中国 虎に負ける程度の能力。 この門番以外に「奮闘記仕様の高武力・紅美鈴」が別に存在する。 イベントで一度だけ覚醒した パチュリー 武力91で奮迅が得意なマチョリー仕様。 なぜかマスクをかぶると人が変わる 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 何故か神社ごと来ていた。能力は充分チートだったが、立地条件の悪さ故に速攻で滅んだ 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 完全な戦闘集団 紫、レティの覚醒により一度敗北したが フラン軍はそのチート集団を港に足止めして城を落とした 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 旧メンバー5人で構成された勢力。能力は普通であり、何時の間にか滅亡していた。 真人って⑨っぽいよね?という安直な理由で登録したらしい。滅亡後はフラン軍へ。 尚、最近新たに人形遣いアリス・Mがリトルバスターズのメンバーに加わったらしい。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 アサシン(偽)・アーチャー・ランサーの三人だけだが、十二分にチート。 何故かアサシン(偽)が君主である…因みに強化予定はあるそうだ。 二部に入るにあたり滅亡。 アーチャー、ランサーははやて軍へ、アサシン(偽)はフラン軍へ 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 なのはさん・フェイト・八神一家に加えてキョン 小泉といった面子や らき☆すた勢が入り混じった微妙な京アニ勢力。 ちなみに君主は八神はやてだが、紙芝居に出番が無かった不憫な子。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 某呂布シリーズリスペクト軍であり、豊富な人材と多大な補正を持つラスボス候補である。 但しオロチとか最強の息子などは居るが、御館様やF1系、某帝国軍は存在しない模様。 だが、赤バラ軍に押され滅亡寸前になり、滅亡時、呂布などの一部メンバーは元の世界へと戻って行った。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 ガンガン系漫画漫画を中心とした軍 赤バラは出展はヴァンパイヤの十字界の主人公 ティトォ、ミカゼはマテリアル・パズルから カノンはスパイラル~推理の絆~より参加 他、アームストロング少佐(鋼の錬金術師)等 その他にも申公豹(藤竜版)を始めとしたカオスな面子もそれなりにいる。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 赤バラ: 赤バラは元々が千年前くらいにあったヴァンパイアの国(夜の国)の王様 なんだかんだで夜の国が滅びかけ、人間との戦争が起ころうとしていたため 人間と自分の血族の犠牲を最小限に抑えるため自らが犠牲になった その際選んだのが人間、ヴァンパイアの敵であり続けるという方法 これにより人間は他のヴァンパイアと争う暇もなく、それどころか目には目を・・・といわんばかりにヴァンパイアと手を結び赤バラを攻撃 結果として人間は他のヴァンパイアに剣を向けることはなかった うp主的には理想であり続けた王というところからFateのセイバーに似ている気がする ただセイバーと違って大きすぎる理想よりもさらに器が大きかったために苦しみ続けたのではないだろうか ちなみに太陽の下を平気で歩いたり、生身で宇宙空間を飛んだり、月ほどある宇宙人の超化学の代物を粉砕したりとめちゃくちゃである ティトォ: とある事情でひとつの体に3人の魂が入り、不老不死となる ティトォとともにいるのはアクアとプリセラ ここらへんは詳しく説明するとほんっと大変なんで勘弁してください 魔法使いであり、しかも完全記憶能力に近いものを持つため 相手の言動のひとつひとつを覚え、それにより全ての動きを予想することが出来る 使う魔法はホワイトホワイトフレア 回復、治癒、強化を同時におこなうどっちかって言うと補助向き ミカゼ: 蹴り技のスペシャリストだがそれだけでは魔法使いには勝てず ティトォやアクアあたりにたよる部分が多かった だがちょっとした大会の前にいろいろあって 対魔法使い用の技を覚えた それが万象の杖 もろもろな事情により、相手の魔法を完全に無効化できる だから力押しの魔法を使う、魔理沙にとっては相性最悪 もちろんミカゼは飛べないので魔理沙には攻撃できない 勝負は疲れて技が出せなくなったほうが負けるんじゃないかな カノン・ヒルベルト: いろんな事情により、仲間を殺そうとした人 戦闘力は高く、軍人上がりの精鋭部隊で守られてる施設を一人で軽く落とす程度の能力 しかし、歩(主人公)の頭脳の前にやぶれその後はおとなしかったが これまたそこそこの事情で無抵抗で殺される 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 縛り&仕様 「偽報」「撹乱」「離間」「奪取」「焼討」「流言」「盗用」を【禁止】 軍師⑨ 忠誠を255まで引き上げ(素の忠誠100だとチート武将の盗用攻撃で滅亡する為) 簡単な解説 フラン&映姫のみでで呉からスタート タイトルと動画内タイトルが違うのは仕様 珍しい事に奮迅・突撃がメインの東方系武将が多い うp主は関羽が嫌い コメント欄 ふりーだむすぐるw -- 名無しさん (2009-06-26 21 52 32) 何でニューヒーローは雑魚ばっかなんだ? -- 名無しさん (2009-06-26 23 57 24) エクゼキューター級w -- 名無しさん (2009-06-30 11 01 57) 赤バラ軍のストラウスは何者? -- 名無しさん (2009-07-01 20 08 13) 赤薔薇のストラウスはヴァンパイア十字界が出典。日光を克服した超チート吸血鬼。小惑星くらいなら余裕で破壊可能。 -- 名無しさん (2009-07-01 20 17 18) 抜擢武将の欄も欲しいな -- 名無しさん (2009-07-01 23 45 50) 能力下げるにしても、80代と90代の壁って以外とあるかと。武器もいつまで持ってられるかわからないですし。 -- 名無しさん (2009-07-02 11 26 16) 武力87と97、どっちも『この動画の呂布』からみれば一閃される程度でしかないよ。 -- 名無しさん (2009-07-02 17 02 32) もとより劉備三兄弟はコーエー補正が酷いからなぁ… -- 名無しさん (2009-07-03 08 23 14) この動画じゃコーエー補正を超えるだろうから、下げなくても良いと思うな。 -- 名無しさん (2009-07-03 11 14 00) おまけに腹筋が崩壊w -- 名無しさん (2009-07-04 16 17 49) ☆はやめれw -- 名無しさん (2009-07-05 23 08 45) 変人記IIと準てらふりーだむ動画の称号おめw -- 名無しさん (2009-07-07 19 28 46) ところで高規って誰? -- 名無しさん (2009-07-08 18 27 24) なんか東方サッカーネタ多いな -- 名無しさん (2009-07-11 19 43 20) 内政は本当に大事なんだなぁ…と改めて思った。 -- 名無しさん (2009-07-12 14 35 21) アリス…良かったな(涙 -- 名無しさん (2009-07-14 22 17 06) ちょwwwwwこの結末はヒドイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2009-11-24 15 01 19) 100万vs100万を一画面でやるなw -- 名無しさん (2009-11-26 17 27 43) 肥AI空気嫁ww -- 名無しさん (2009-11-26 18 41 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gball/pages/1122.html
前へ|次へ クリア条件:EDを見る(シナリオ・君主は任意) 開始時間:2013/11/04(月) 15 14 15.17 終了時間:2013/11/08(金) 23 25 14.23 参加人数:1 前作発売から約7年後突如発売された続編 ゲームボーイカラーも出ているので当然カラー対応 前作はアレンジ移植だったのに対しこれは三国志IIの移植 基本的なシステムは変わりません 主1雑感 こいつはどえらい三国志です なにがすごいって戦場での寝返りっぷりがすごい 忠誠95とかでも寝返るヤツ続出 その中でもやはり別格だったのは呂布 寝返った次の瞬間敵の寝返り工作によってまた裏切るという 1戦闘2寝返りという奇跡のプレイに大爆笑でした まさに人中の呂布と言えるでしょう・・・ 最後の戦闘、顔良に裏切ってもらって袁紹を撃破 ようやく統一 エンディング メーカーロゴで終了
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26757.html
登録日:2012/05/31(木) 00 07 28 更新日:2024/09/02 Mon 01 06 12NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 三国志 三国志大戦 太もも 巨乳 漢 群雄 花嫁 蔡文姫 裸足 西涼 魏 蔡文姫とは、三国志に登場する人物。 この項目では、三国志大戦での蔡文姫について記述する。 UC蔡文姫 【性能】 大戦2→3 ◇姓名:蔡琰 ◇字:文姫 ◇所属:魏 ◇生年:不明 ◇没年:不明 ◇戦器:胡茄十八拍→なし ◇属性:なし→地 ◇兵種:騎兵 ◇武力:1 ◇知力:7 ◇特技:魅力 ◇コスト:1 ◇計略:飛天の舞い 必要士気:5 効果範囲:全面(舞) 効果時間:撤退するまで 【舞い】(使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く)自身を除くすべての味方の移動速度が上がる。 ◇Illustration:小川雅史 蔡邕の娘。後漢きっての才女で、「胡笳十八拍」など数々の歌や書を書いた。都が混乱した際に、北の異民族である匈奴に攫われたが、しばらく匈奴の王の妻となっている間に、無事に助け出され、以後帰郷してからは、超人的な勢いで、大量の書物を書き残した。 「まあこんなもんか。ふぁ〜あ、ひとやすみぃ……」 「眠り姫」 彼女の計略飛天の舞いは、兵種や勢力を問わず戦場にいる味方の移動速度を2倍にするというもの。 騎兵との相性は抜群で、騎兵メインの相手でも一方的に突撃することが可能になる。 また他の兵種でも速度上昇の効果は強力で、殆どの兵種が通常の騎兵よりも速く移動することが出来る。 そのため、速度差を活かして相手を翻弄する戦法が得意。 しかし、反面攻城兵以外の全ての兵種が迎撃されるようになってしまい、騎兵は突撃オーラを纏っていると2倍迎撃されてしまう。 また武力も上がらないため、槍兵や超絶強化への対策を用意しておく必要がある。 色々な武将と組み合わせることが出来るため、使用者によりデッキパターンは様々。 GR蔡文姫 【性能】 ◇所属:漢軍 ◇兵略:再起興軍 / 人 上昇速度:早 効果時間:一瞬 範囲形状:全体 撤退中の味方の復活カウントを減らす。 ◇陣略:封印縛陣 / 天 上昇速度:遅 効果時間:短 範囲形状:八角形 敵の移動速度を下げ、さらに計略を封印する。 後漢末期を代表する才女。匈奴に捕らわれていたが、当時漢王朝の丞相であった曹操に救われた。父である蔡邕の書き記した四千の書の内、四百余りを記憶を頼りに復元し、曹植らと共に大いに文学を盛り立てた。 「父の残した書は、今も私の頭の中で生きています……」 「花嫁」 漢軍の軍師カードになった蔡文姫。 三国志大戦で初の女性軍師カードである。 陣略封印縛陣は、彼女独自の奥義であり、範囲内の敵武将の計略を封印し移動速度を0.8倍にする。 漢軍の号令は、デメリットがあったり事前準備が必要な代わりに、強力なものが多く、かなりの実力差がない限り、相手は計略を使用せずにしのぐことが難しい。 そのため、万全の状態の号令と合わせて封印縛陣を発動すれば、そのまま落城まで持っていくことも不可能ではない。 兵略の再起興軍は、安定性が高く大抵のデッキに合わせることができるため、サブ軍師として使用されることが多い。 SR蔡文姫 【性能】 大戦2→3 ◇通り名:囚われの才女 ◇所属:西涼→群雄 ◇戦器:【宝物】胡児 →なし ◇属性:なし ◇兵種:弓兵 ◇武力:2 ◇知力:7 ◇特技:魅力 ◇コスト:1 ◇計略:望郷の歌 必要士気:5 効果範囲:円形中 効果時間:知力時間 範囲内の敵の兵力を徐々に下げる。この効果は城に入ることで消滅する。また効果中は自軍の城にダメージを受ける。 ◇Illustration:中村博文 漢の重鎮・蔡ヨウの娘。都が混乱した際に、匈奴に攫われるも、王の側室として不遇ではない生活を送った。二人の子供を儲けるが、曹操によって救出された際に生き別れとなり、悲しみに暮れたという。 「生きようと思わぬのに救われ、我が子を泣かすことになろうとは。なんと儚き世の定めか……。」 「ジャイアンリサイタル」 現在は排出停止になっている。 望郷の歌の毒効果は強力で、かなりの速度で兵力が減っていく。自城前で発動すれば、騎兵以外は敵城に戻れない。 その分、城ダメージも強力。 董白と合わせての毒遮断や、陥陣営のサポートなど、使いこなすことが出来れば相当の戦果が期待できる。 SR蔡文姫(TCG) 【性能】 ◇通り名:悲運の才女 ◇所属:魏 ◇コスト:赤1/無1 ◇兵種:騎兵 ◇種別:女性 ◇武力:500 ◇攻城:1 ◇特技:なし ◇計略 知識の泉[メイン・待機⇒疲弊] あなたは手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、自分の山札の中から捨てたカードのコスト数と同じコスト数の魏の武将カード1枚まで公開し、自分の手札に加える。その後、自分の山札をシャッフルする。 ◇Illustration:松尾ゆきひろ 後漢末期を代表する才女。父である蔡ヨウの書き記した四千の書の内、四百余りを記憶を頼りに復元し、曹植らと共に大いに文学を盛り立てた。 魏のサーチカード。 範囲が広く、ピンポイントでサーチ出来るが、手札に左右されるため安定性は高いとは言えない。 今後の追加カード次第となるが、将来性は十分にある。 R蔡琰(魏1) 【性能】 大戦第一弾 ◇通り名:激情の刻字 ◇所属:魏 ◇将器:兵力上昇 攻城術 守城術 ◇兵種:槍兵 ◇武力:6 ◇知力:3 ◇制圧力:1 ◇特技:勇猛 魅力 ◇コスト:1.5 ◇計略:よみがえる悪霊 必要士気:4 効果範囲:自分 効果時間:知力時間 自分の武力を上げ、効果時間中に撤退すると復活時間を下げる ◇Illustration:伊藤悠 ◇Character Voice 柚木涼香 後漢きっての才女で、書家・蔡邕の娘。父や董卓死後の混乱に乗じた異民族に連れ去られ、異郷で十二年を過ごした。その後、曹操のはからいで帰国。自身の生涯をつづった詩や、亡き父が遺した筆法は後世まで伝えられた。 「あした、わたしが死んでも消えない ・・・・・・それが文字なのか」「シュトヘル」より シュトヘルそのもの リブート後は様々な武将がイラスト・計略共に見直された。その結果として蔡文姫は非常に残念ながら復活してくれず本名での登録となった、飛天も他の女性武将に持っていかれてしまっている。 代わりに来たのがシュトヘル。西夏という別の異民族になってしまっているが、そのスペックは女性武将に新たな時代が来たと知らしめるには十分だろう。 計略は強化+復活だが、効果時間がさほど長くないので扱いが難しい。だが基本性能は非常に高いので、号令デッキの武力要員としては優秀である。 SR蔡琰(漢1) 【性能】 大戦第二弾 ◇通り名:渦乱の才女 ◇所属:漢 ◇将器:兵力上昇 士気上昇 速度上昇 ◇兵種:騎兵 ◇武力:1 ◇知力:8 ◇制圧力:1 ◇特技:伏兵 魅力 漢鳴 ◇コスト:1 ◇計略:飛天の詩 必要士気:4(6) 効果範囲:前方円範囲(内の全員+自分) 効果時間:知力時間 【漢鳴】(漢鳴レベルにより効果が変化する。特技「漢鳴」を持つ味方の漢鳴レベルが上がり、自身の漢鳴レベルが下がる)最も武力の高い漢の味方の武力と移動速度が上がる 漢鳴3:さらに効果対象が漢の味方全体になり、必要士気が上がる ◇Illustration:竜轍 ◇Character Voice 堀江由衣 蔡邕の娘。詩や音楽などに秀でた才女。都の混乱に乗じて侵攻してきた匈奴に連れ去られて、族長の側室にされるが、その才能を惜しんだ曹操により買い戻された。曹操の命で、蔡邕の蔵書400編を復元した際、誤字脱字は一切なかったという。 「・・・・・・琴の音色と共に 父の遺した言葉が蘇ります」 眼鏡ロリ 飛天と眼鏡ロリとややハイブリッドな感じになった。CV堀江由衣で。 計略は最も武力の高い味方に投げる神速戦法だが、漢鳴3で発動すると士気6で英傑号令を踏みつぶせる神速の大号令というような凄まじい内容になる。 漢鳴特技を持つ武将にある漢鳴レベルは基本的に自身が計略を使うと0になってしまうので、後者の効果を使うには局地戦に優れたこの計略が使えない。 二律背反があるものの、前者の効果に限ればまあまあ優秀なので扱いは決して難しくない。 ただし後者の効果については魏の神速大号令のように騎馬単にして使うにはパーツが足りず、騎馬以外にかけるなら決め手以外でしか使わないとより用途のはっきりした董卓がいる上にあちらが士気7使うせいでフルコンできないのがマイナスポイントか。 SR蔡琰(群雄) 【性能】 大戦第四弾 ◇通り名:漂動の才女 ◇所属:群雄 ◇将器:知力上昇 士気上昇 征圧力上昇 ◇兵種:騎兵 ◇武力:4 ◇知力:8 ◇制圧力:1 ◇特技:伏兵 魅力 ◇コスト:1.5 ◇計略:胡笳十八拍 必要士気:4 効果範囲:前方円範囲 効果時間:知力時間 最も武力の低い敵の武力と移動速度が下がる ◇Illustration:萩谷薫 ◇Character Voice 斎藤千和 蔡邕の娘。李傕と郭汜らにより都が混乱した際、匈奴の兵に拉致され、左賢王・劉豹の側室となり帰国するまでの12年間を南匈奴で過ごした。後に自身の波乱の人生を綴った詩「胡笳十八拍」を詠んだという。 「天地に果てが無いのなら・・・・・・囚われても、詩は万里を駆けるわ」 片目隠れ美女 計略の妨害効果は高いが、短時間しか持たないので超絶をピンポイントで潰したりするタイプ。 脳筋揃いの群雄の中ではこの枠で知力があることさえ貴重なので、重宝する。将器を含めた知力11伏兵の破壊力も高い。 しかし群雄の1.5騎馬は超激戦区。 あの大将軍…はともかく、武力6の高スペック騎馬でも候補に挙がるのは非常に稀である。 効果と高知力は魅力的であるが、採用には明確な理由が無ければ難しい。 SR蔡琰(漢21) 【性能】 大戦第二弾 ◇通り名:風詠みの才女 ◇所属:漢 ◇将器:突撃術 士気上昇 速度上昇 ◇兵種:騎兵 ◇武力:4 ◇知力:7 ◇制圧力:2 ◇特技:伏兵 魅力 漢鳴 ◇コスト:1 ◇計略:万言の風 必要士気:4(5) 効果範囲:前方円範囲(内の全員+自分) 効果時間:知力時間 【漢鳴】(漢鳴レベルにより効果が変化する。特技「漢」を持つ味方の漢鳴レベルが上がり、自身の漢鳴レベルが下がる) 最も武力の高い漢の味方の武力と攻城速度が上がる 漢鳴3:さらに効果対象が漢の味方全体になり、必要士気が上がる ◇Illustration:竜轍 ◇Character Voice 堀江由衣 高名な学者・蔡邕の娘で、父を驚嘆させるほどの賢女。董卓軍残党が起こした乱に乗じ、侵攻してきた異民族に連れ去られる。異民族の長の側室にされるが、蔡邕と古くから親交があり、蔡琰の才を惜しんだ曹操に多額の金銀財宝で買い戻された。 「暗雲の先まで、風は駆ける。詩を・・・・・・祈りを乗せて」 眼鏡ロリ再び 漢蔡琰の調整版みたいな能力であり、武力は低いが突撃術を持っている為、最低限の戦闘もこなせるようになった。 そして計略もほぼ一緒、違うのは速度じゃなくて攻城速度。 しかし漢には攻城に長けた武将が多い為、サポートとしては非常に優秀である。 スペック、計略は第一弾周姫に似ているが、漢は武力の高い武将が少ない為同じように組むのは多少難易度が高いか。 ちなみに他の蔡琰と違い知力7である為その辺りだけ注意。 SR蔡琰(群雄) 【性能】 大戦第五弾 ◇通り名:漂動の才女 ◇所属:群雄 ◇将器:長槍術 士気上昇 速度上昇 ◇兵種:騎兵 ◇武力:4 ◇知力:8 ◇制圧力:3 ◇特技:伏兵 魅力 ◇コスト:1.5 ◇計略:才女の方略 必要士気:7 効果範囲:前方円範囲 効果時間:知力時間 魏の味方の武力が上がり、敵の計略を使用できなくする ◇Illustration:五十嵐睦 ◇Character Voice 日高里菜 詩や音楽などの才に恵まれた女性。異民族に連れ去られ、於夫羅の子の側室となった。曹操により買い戻されるが、異郷に残す子との別離の悲嘆を詩に詠んだり、後夫の死刑を取りやめるよう曹操に必死で懇願するなど、情愛深い人物だった。 「混沌の都も、地の果ての風景も、私は決して忘れないわ」 眼鏡美女 混沌の時代を生き、魏にたどり着きようやく落ち着きを取り戻せた頃の蔡琰。 最早漢時代の面影は眼鏡くらいしかなく、大人のお姉さんとなった。 計略は味方の強化と敵の妨害を同時にするというもの。 どちらもなかなか強力であり効果時間も長いが、「できるだけ敵を入れようとしながら味方全員の強化をしよう」と欲張ったら打ちどころを逃したりと扱いが難しい。 単なる武力上昇、妨害として扱っても士気7が重くのしかかる。 また蔡琰も武力が低めの槍兵であり、狙われると一瞬で落ちてしまう。 総じてプレイヤーの頭脳が試される一枚となっている。 C蔡琰 【性能】 大戦第二弾 ◇通り名:筆舌の才女 ◇所属:漢 ◇将器:突撃術 士気上昇 地の利 ◇兵種:騎兵 ◇武力:1 ◇知力:7 ◇制圧力:2 ◇特技:魅力 漢鳴 ◇コスト:1 ◇計略:漢鳴の身代わり 必要士気:4 効果範囲:城内 効果時間:知力時間 【漢鳴】(漢鳴レベルにより効果が変化する。特技「漢鳴」を持つ味方の漢鳴レベルが上がり、自身の漢鳴レベルが下がる)撤退中の尤も武力の高い武将が復活し、武力が上がる。ただし自分は撤退する。 漢鳴2以上:更に移動速度が上がり、兵力が徐々に回復する。 ◇Illustration:月ノ子 ◇Character Voice 水瀬いのり ロリ再び リブート後の蔡琰で初めての眼鏡無し。イラストはpixivイラストコンテストの物である。 レアリティはまさかのCだが、かわいいので問題は無い。 最初の漢軍蔡琰と比べると、知力が下がり伏兵を失った代わりに征圧が上がった。 将器もなかなか有用でスペック自体はそこそこ優秀。 計略はよくある身代わりだが、漢鳴らしく追加効果持ち。 問題は、後半戦が大前提になりやすい漢鳴デッキで活かしにくい事と1.5コストに献帝がいる為使用率は振るわない。 …と思いきや、いざ使ってみると効果がかなり強力ということが判明。 武力上昇が14Cも続くため、1コスの犠牲で漢デッキの苦手な序盤を往なせるだけでなく、漢鳴2以降の追加効果も強力。 更に何とこの計略勢力指定がない。だからなんだと言われればそれまでだが、効果自体は強力なので派遣も考慮できる。 特に漢夏侯惇は高いスペックに強力な計略を持ちながら復活時間が長くなるデメリットの刻印持ちという事もあり、身代わりの後に夏侯惇を復活させるワントップ型が非常に強力。 よくある身代わりと言いながらも漢鳴効果があるという唯一無二の効果により、今まで漢では作りにくかったワントップ型が作りやすくなった。 ワントップにしなくとも事故を防げるし、計略を使わなくとも1コス騎馬には色々と仕事がある。 更に言うなら他の1コス漢鳴上げ計略が相次ぐ下方修正で微妙ということもあり、またたく間にトップダムに上り詰めた。 そのため効果時間(知力依存度)と武力上昇値にメスが入る事となった。強すぎるのも考えものである。 とはいえまだまだ使えるレベルなので、彼女の活躍は続くだろう。 余談だが彼女が身代わりになるエピソードは魏に来てからである。 R蔡琰 【性能】 英傑大戦 ◇通り名:筆舌の才女 ◇所属:玄 ◇兵種:騎兵 ◇武力:4 ◇知力:9 ◇特技:伏兵 ◇コスト:1.5 ◇計略:明晰の陣 必要士気:5 効果範囲:自分中心の円形 効果時間:知力時間 【陣形】味方の知力が上がる ◇Illustration:紺藤ココン ◇Character Voice 村川梨衣 眼鏡少女。 英傑大戦の眼鏡は毛利家、長州藩の共通意匠であるが、蔡琰は三国志大戦からの流れか特別に着用している。 計略は知力を上げる陣形。効果時間は無限であり、うまく行けば呂布等のサポートに使える。 また今回の知力は攻城速度にも影響するため重要度が上がっており、城際での戦いでは役に立つだろう。 …しかし本人の武力が低めかつ、知力を上げるだけでは何にもならない為採用には明確な理由が必要となる。士気5も地味に重い。 今回始めて、本名である「蔡昭姫」に触れる。 実は彼女が「文姫」と名乗っているのは、当時の皇帝「司馬昭」と同じ字を使うことを憚られた為である。 …なので「今、彼は来ていないのだから蔡昭姫と名乗っていいでしょ」(意訳)と若干メタな事を言う。 しかもver2.1.0Aにて実装された際にはわざわざセリフが変わってたりする。変なところで細かい。 ちなみに年始の特別な贈り物を挙げた場合久しぶりに眠り姫の側面を見せてくれる。 【余談】 元々彼女は飛天の代名詞として扱われていたが、移動速度が上がることはイメージよりも非常に強く、また彼女自身も知力7と落としにくかったこともあり熟練者が使えばひどい事となった。 その為戦国大戦の飛天使いは統率(三国志大戦で言う知力みたいなもの)が低めとなり、ダメージ計略で落としやすく調整された。しかしそれでも足りずにエラッタで士気7となるもそれでも最後の方まで使われていた。 …というわけで「飛天の舞は知力(統率)が低い方がゲームバランスがいい」となっていたが、しかし蔡琰と言えば史実の時点で高い知力の持主であるエピソードがある為アホにしにくい。シュトヘルは置いといて。 なので飛天の舞使いは「下賤の後妻に文句を言って曹叡に遠ざけられた」虞氏(知力2)という女性が担う事となった。 英傑大戦では久しぶりに地力の高い飛天の舞使いが登場した…がその持ち手は文姫ではなく曹操の最初の妻「劉夫人」が担う事となった。 元々女戦士であった祝融から受け継いだ「シュトヘル」だが、実は全くの出鱈目な配役ではない。 彼女は説明文に書かれている通り匈奴に攫われ、無理矢理妻にさせられたものの、元々が良家の娘であるため丁重におもてなしされた。 しかし丁重に扱われたのは彼女のみで、他の女性たちの扱いは悲惨な物であったため、蔡琰はその事に憤りを感じ夫に意見をしたというエピソードがある。 また魏に戻っても、夫が死罪になる際に曹操に対し説得をした事など、他人の為に己の命すらも投げ出し怒る事のできる女性と言う共通点から配役されたのだろう。 …まぁ滅茶苦茶なSSQであることには変わりないが。 曹操「追記・修正してやるぞ、蔡琰。」 蔡文姫「そうなんだぁ〜。ふぁ〜あ、おやすみぃ……」 曹操「あ、ああ…おやすみ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31826.html
登録日:2015/03/23 Mon 01 42 00 更新日:2024/08/30 Fri 19 32 27NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 NTR次男 お家騒動 三兄弟 三国志 世界史 中国史 兄弟 後継者争い 従兄弟 袁家 袁尚 袁熙 袁紹 袁譚 高幹 アニヲタ諸氏は三国志で『兄弟』といえば誰を思い浮かべるだろう? 真っ先に思い浮かべるのはやはり劉備・関羽・張飛の義兄弟だろうか。 桃園の誓いで結ばれた彼らの絆は、血のつながりはなくとも何よりも強固だろう。 三国志前半は彼らの物語と言っても過言ではない。 孫家の兄弟も印象深い。 父孫堅の跡を継ぎ領土を拡大した孫策と、それをさらに継いで良く治め、ついには皇帝にまで登った孫権。 劉備の妻となった孫夫人も多くの人が知る通りであろう。 三国の英傑で言えば曹家の兄弟も負けてはいない。 父・曹操と共に「詩の三曹」と謳われた曹丕・曹植、2人と異なり武勇で名を上げた曹彰も有名だろう。 曹昴…曹熊…曹沖…? この三つに比べて地味なものの諸葛瑾、諸葛亮兄弟も見所がある。 違う勢力に仕える立場上公私を混同しない様に接さなければならず、交わす会話すらも少なかった。 にもかかわらずお互いを理解し、かつ相手を気にかける心配りを失わなかった。 諸葛瑾「弟も私同様使えるべき君主を見出しました。私が蜀へ行かない様に弟も呉へ参る事はないでしょう」 この台詞は並大抵の意志や信頼では到底言えるものではないだろう。 さらに従兄弟ではあるが諸葛誕もいる。演義で目立たないためあまりフィーチャーされないが、彼もまた魏では有能で通った人物である。 反乱を起こして敗れたが、捕えられた部下たちは皆「諸葛公のために死ぬなら悔いなし!」と言って降伏より死刑を選んだ忠臣だったという。 諸葛亮は竜、諸葛瑾は驢馬虎に対し諸葛誕は「狗」に例えられたが、これは「功ある狗」という賛辞である。 他にも三国志には様々な『兄弟』たちが存在する。みな三国志を彩る英雄と呼ぶにふさわしい者たちだ。 ………その反面、どうしようもなく救いようのない馬鹿兄弟もまた存在するのである。 その方面で有名なのが 袁 家 三 兄 弟 ……である。 袁家三兄弟とはなんぞや?何があったん? 具体的には? 兄弟について個別解説長男:袁譚 次男:袁煕 三男:袁尚 従兄弟:高幹 各メディアにおける袁家三兄弟 袁家三兄弟とはなんぞや? 袁家三兄弟とは、袁紹の子供たちである。 内訳は 長男:袁譚(えんたん) 次男:袁煕(えんき) 三男:袁尚(えんしょう) 実際には他にも子供たちがいることはいたが、空気だし特に書くこともないのでスルーする。 あと、袁は袁でも袁紹・袁術・袁遺のことではない(この三人にも従兄弟同士説と兄弟説がある)。 父・袁紹と叔父・袁術については該当項目を参照。 さて、ではなぜ兄弟がいっぱいいるなかこの3人がフィーチャーされているのか? それはこいつらがしでかしたお家騒動に由来する。 何があったん? きっかけは偉大な父、袁紹の死である。 袁紹は河北を統一し、大陸一の勢力を有していたが、官渡の戦いで曹操に敗れてしまう。 その後袁紹の領内の各地で反乱が起きたが、袁紹が存命中はそれらをうまく鎮圧し、曹操が攻めてくることもなかった。 曹操側にとっては官渡の戦いは相手の隙を突く形のギリギリの勝利であり、圧倒的な国力を持つ袁紹との勢力地図はこの戦いに勝った時点では大して変わらなかった。 しかし袁紹が病没すると一気に状況が変わってしまう。袁紹は生前、自分の後継者を明確に指名していなかった。 そのため家臣が長男の袁譚派と三男の袁尚派の真っ二つに分かれてしまったのである。 「え、長男と三男? 次男は?」と思われるかもしれないが、ここでは何故か次男の袁煕は華麗にスルーされている。 理由は元々袁紹に期待されていなかったとか家臣から支持されてなかったとか、そもそも最初から袁尚支持だったとか諸説ある。 しかしこいつは後述する甄皇后がらみでヘタすると一番有名かもしれない。袁煕本人はぜんぜん嬉しくないだろうけどな! あと、袁紹の甥として高幹という人物もいる。彼は并州の刺使だった。 彼もまた袁熙と同じく袁尚を支持したものの、一部では半ば独立勢力として動きを見せている。 具体的には? 『後漢書』によると、袁紹の死後、幕僚の郭図・辛評などが袁譚を擁立し、おおかたも長男である袁譚を後継者と目していた。 しかし幕僚の逢紀・審配はその「奢侈贅沢」ぶりを袁譚に憎まれており、袁譚が後継者になると郭図らに粛清されると恐れて、 袁尚が生前の袁紹に寵愛されていたことを理由に無理矢理袁尚を擁立してしまう。 このとき審配らは袁紹の遺言を偽造すらしたともされている。 ちなみに、袁煕と高幹は全く後継者候補に挙がっていない。要は長幼の順にしたがって長男を立てるか、審配ら冀州の実力者にとって都合のいい後継者を立てるかの内部問題だったのだろう。 ※袁紹陣営は袁紹が都から連れてきた「賓客組」と、冀州を乗っ取る時に活躍した冀州の「豪族組」の二派の対立が根深かったという説がある。 逢紀、許攸ら「賓客組」は袁紹との信頼関係は厚いが、自前の基盤を持たない。 審配、沮授、田豊ら「豪族組」は地元であるため軍事・政治面に強い影響力を持つが、自党の利益を優先して袁紹の指示に従わないことがある。 そのため袁紹とその意を受けた「賓客組」は「豪族組」の切り崩しを狙い、官渡でのあれこれや後継者問題のあれこれはこの対立に起因する…って説。 さらには、袁紹政権にはもう一つ「潁川組」とでもいうべき勢力がいる。それが郭図や辛評、荀諶といった面々で、曹操政権における荀彧党とは同郷ばかりである。 この「潁川組」が、上の二大派閥への一発逆転を狙って袁譚を擁立した。 こうした三大派閥が深刻な対立を起こした、というわけだ。 けど袁尚擁立をした逢紀は「賓客組」で審配は「豪族組」とバラバラ(見ようによっては両派は折り合いをつけれたとも解釈可)なので、あんまりこの図式に当てはめすぎるのも危険なので注意してね。 さて、弟の袁尚が強引に後継を宣言したことに対し、袁譚は黎陽の地に駐屯し車騎将軍を自称する。 父の仇敵である曹操が虎視眈々とそっちを狙ってるのになにやってんだか…と思うかもしれないが、これは袁紹の官位が大将軍であり、車騎将軍は大将軍の格下であるためこの時点では袁譚が袁尚に翻意を見せたわけではないとも解釈できる。 その曹操さんは当然、袁紹が死んだタイミングを狙って攻め込んでくる。ただ、正史や後漢書の各記述を繋ぎ合わせると、どうもこの時は袁譚と袁尚は協力して曹操を撃退したようだ。 例の一つとして「後出師の表」(諸葛亮が書いたとされるが信憑性は怪しい)にも曹操の敗北の一つとして袁兄弟に敗れたことが触れられている。 また、袁尚(記述によっては袁譚)は并州刺史高幹・河東太守郭援に命じて洛陽付近を攻撃させており、決して最初から対立していたわけではない。 しかし、袁譚が「今こそ力を合わせて曹操を追撃すべき」と袁尚に提案したのに対し、袁尚サイドは袁譚に兵をやれば反乱するのではないかと疑い拒絶。 度重なる扱いに遂にブチ切れたのか袁譚は袁尚の本拠地である鄴に攻撃をして、対立は決定的になってしまう。 これは郭図・辛評の進言があったとされ、袁譚の監視役として付けられた逢紀はこの時に殺害されている。郭図なんかは「出ると負け軍師」なんて言われちゃってるし仕方ないね。 この流れに関しては郭嘉が事前に読み当てていたので引用しておきたい。 「急之則相持、緩之而後爭心生」 (事を急げば袁兄弟は団結するが、放っておけば争い始める) 目の前に外敵がいるうちはいいが、いなくなれば……というわけである。 しかし袁譚は袁尚の反撃を受け連敗、進退極まった挙句に曹操と同盟を結ぶ。 袁尚は袁譚の本拠である平原に攻撃に向かうが、曹操がその隙をつき鄴を包囲。 鄴では審配が奮闘し曹操を苦しめるが、遂に陥落し審配は処刑。更に鄴を救援すべく反転した袁尚はその隙に袁譚に領地の大部分を掻っ攫われる。 さらに、帰還した鄴で曹操に撃破され、中山に逃走したところを袁譚にトドメを刺されて袁尚陣営はここで完全に崩壊。 落ち伸びた袁尚は次兄の袁煕を頼って転がり込んでくる。 今までのお家騒動に関して袁煕が関わった形跡はないが、こんな疫病神は放っておけばいいのになぜか保護してしまう。 兄として弟を見捨てられなかったのだろうか?その心意気は評価してもいい……のか? が、当然部下たちからしたらそんな厄介者拾って曹操に狙われるなんざたまったもんじゃなく、袁煕・袁尚を叩きだして曹操に降伏する。そりゃそうだ。 その後、追い出された袁煕・袁尚は北方異民族である烏丸(うがん)を頼る。 ちなみに袁熙は幽州の支配をしていたわけだが、地理的に袁熙は烏丸と付き合いがあったのかもしれない。 ……が、曹操は烏丸の地までしつこく彼らを追ってきた。ただ、元々北方の異民族はたびたび国境を起こしてきたためメインはそいつらの討伐で、もはや自前の戦力を持たない袁家の兄弟はついでだと思われる。 余談だが烏丸はこの後も反乱をおこし、上述の曹操の子の1人である曹彰はそいつらを討伐して名を上げている。 まぁ、異民族の力を借りたくらいであの曹操を追っ払えたら苦労はしない。 当然のように負けては遼東の公孫康の下に逃げ込んで行く。(史書に性的不能と書かれてしまったことである意味有名な公孫恭の兄) 袁煕は自分たちをすんなり受け入れた公孫康を疑ったが、袁尚は公孫康の軍を奪い取る気だったので敢えて飛び込んで行く。 ……「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とは言うが、それは相応の実力があれば成り立つのである。 当然公孫康は2人を捕えて斬首し、曹操に手土産として差し出してしまう。 この時建安12年(西暦207年)9月のことであった。 袁尚は斬首される直前、寒がって筵を求めたが、袁煕に 首級が万里の旅に出るのに、なぜ今さら筵がいるのか と窘められたという。 ただしこのセリフは公孫康が言ったという説もある。 というより、袁熙が己の死期を悟っていたとは思えず(それなら一人だけでも逃げるはず)、公孫康が「これからお前らを殺すんだよ」と言ったと考えたほうが自然だろう。 ちなみに袁譚は2人が死ぬ2年前に、曹操によって殺されている。 打ち破った袁尚の軍を吸収して勢力を拡大したため、「盟約を違えた」と曹操を怒らせてしまったことが原因だが、最初から理由をつけて始末する気だったか…はわからない。歴史の勝者による後付けかもしれない。 なんだかんだで戦場では勇猛な袁譚は当初は曹操軍に猛攻を加えて被害を与え、曹操も一時は手を緩めようとしたのだが、従弟である曹純に叱責されたため、自ら鼓を打ち鳴らして陣頭に立つと戦線は逆転。 袁譚は曹純に追い詰められるのだが、そのとき吐いた命乞いの言葉が 私はおまえを富貴にしてやることができるぞ ……お前は何を言ってるんだ(AA略) ※原文は「咄,兒過我,我能富貴汝」で、異訳あり。 まぁ、最期だけ見るなら次男袁煕が一番マシ……かな。 さらにもう一人、従兄弟(袁紹の甥)の高幹だが、袁尚の指示を受けて河東太守郭援を従え、馬騰・韓遂や匈奴の単于・呼廚泉と連合し、別動隊として曹操を北から圧迫した。 だがその馬騰が曹操配下の鍾繇に説得されて寝返り(もともと曹操と組んでいたのが高幹に寝返り、さらに曹操側に寝返った)、 馬超と龐徳が郭援を戦死させ、さらに本隊である袁尚が本拠地の鄴を失陥したことで、いったん曹操に降伏。 しかし、曹操が袁尚・袁熙を追って烏丸追撃に出ると、再び決起(袁尚に呼応したわけではないらしく、その使者を殺そうとした)。 鄴を奇襲し、さらに河東・弘農などでも同時に挙兵させ、黒山賊を引き込むなど、かなり大規模な作戦を展開した。 が、この猛攻も曹操側の各地の指揮官たちが懸命に押しとどめたことで各個撃破され、高幹本隊も壊滅。 彼は劉表のもとに落ち延びようとしたが、追っ手に捕まり殺された。 余談になるが、後年曹操の後継者問題が浮上した際に曹操はこの兄弟の起こしたお家騒動を教訓に早々と自分の後継者を曹丕に指名したという逸話がある。 (これについて相談した賈クに「袁紹と劉表のことを思い返していた」と暗に窘められたという話も存在する) ちなみに袁紹の部下たちもオブラートに包んで、どうにも我の強い連中が揃っている印象があるだろう。 史書でも高く評価されているのは田豊・沮授であり、曹操は「彼らの言う持久戦をやられたらこちらが負けていた」とも評した(*1)。 だが田豊は献策を容れられず投獄され、挙句に官渡の戦いに負けたことが原因で「田豊のヤロウ、袁紹さまが負けたといって大笑いしてますよ」と讒言され処刑。 沮授も官渡で逃げ遅れ、曹操に捉えられてしまった。曹操に惜しまれたものの、逃げ出そうとしたためについに処刑される。 こうして二枚看板扱いされていた二人を失い、残った幕僚たちが愉快なケンカを起こし始めてしまった。 郭図…誰が呼んだか出れば負け軍師。袁譚は彼に脅されるように担ぎあげられていたらしく、時折一人涙を流していたとか。 辛評…郭図と共に袁譚サイドの戦犯として劉表などから批判されているが、本人のエピソードが少なく悪目立ちする郭図がいるため空気。弟は曹操に仕え栄達した。 許攸…袁紹の旧友だが官渡の際に曹操に寝返って敗戦の原因を作る。自分の才能を鼻に掛ける性格でやがて曹操に処刑された。 逢紀…荀彧いわく「向こう見ずで自分勝手」。勢力拡大時の進言は割と的中しており袁紹からの信頼は厚かったが、田豊を上記の通り讒言して死に追いやった張本人。ただし、同じく讒言されていた審配は庇っている。 審配…荀彧いわく「独りよがりで無策」。 袁尚についた審配だけは、鄴を攻められた時によく防戦し、捕らえられても最後まで忠義を守って死んだので一般的にそこそこ評価されているが、 遺言偽造により袁尚を担ぎあげた疑惑など、やはり袁尚サイドの問題児。また一族含めて巨万の富を持っており好き勝手に振舞っていたという。やっぱ五十歩百歩である つっても、この時代「豪族」というものはどこでも審配のような輩ばかりだったとはいえるんだが。 劉表配下の蔡瑁・蒯越が典型例で、もともと劉表は地元豪族たちに阻まれて、任地の荊州に入ることさえできなかった。 それが、他の豪族たちを滅ぼしたいと企んだ蔡瑁・蒯越に擁立されて、やっと赴任できた(その後、この三人は他の諸豪族を滅ぼしている)。 そして劉表が死ぬと、彼らはその息子と遺領を曹操に降伏させ、そのまま曹操政権でも重役のポストを手に入れている。 審配たちがことさら傍若無人だったというより、当時の人間はたいていこんなものだった、というべきだろう。 兄弟について個別解説 長男:袁譚 官渡の戦い以前は青州を治めていたが、優れた人物を招いても上手く使うことができず、統治も上手くいっていなかったらしい。 が、元々青州は袁譚赴任以前から黄巾党の活動が最も盛んであり、青州No.2であった劉献が邪魔してきたなどの事情もある。 また、宿敵公孫瓚軍の青州刺史・田楷を倒し、北海太守である孔融を追い出し、海岸付近の海賊は官位を送って手懐けて青州一円の支配に成功するなど、軍事的には無能ではない。 袁紹は官渡の戦い前の檄文で自分の軍と袁譚の軍と高幹の軍が曹操を襲うと語っており、ある程度の戦力は整えていたようだ。 (まあ残る袁熙は北の幽州担当なんだから、南方の曹操戦には最初から参加できないし、袁尚は初めから袁紹の元にいるため、袁譚と高幹だけしか檄文で触れられないのもある意味当然だが) 官渡の戦いで袁紹の側にいる記述が見受けられ、後継者の話はともかく軍事面では父から頼りにされていた様子である。 しかし、支持者の顔ぶれを見るとひざ元の青州出身者を除けば潁川出身者の郭図や辛評ばかりで、 実は一番肝心な河北出身者からの支持を取り付けられていない。 また曹操に降伏するという外交策も、どう考えてもそのまま曹操配下でやっていけるはずがなく、軍事的にはともかく政略面や政治面ではイマイチだったようだ。 ちなみに劉備が曹操の下から逃げ出したとき、袁譚は劉備を厚くもてなして受け入れている。これは劉備が袁譚を官吏に推薦した過去があるからであった。 また、上記の様に曹操が攻めて来る事を懸念していたのか袁尚に協力を呼びかけたり、あえて格下の車騎将軍になって袁尚を立てる形を取ろうとしていた事から、人柄に関してはまっとうであり恩義に対する礼はそれなりに弁えていたとも取れる。 ただ、袁譚には最初から後継者の可能性はゼロだった、という説もある。 ことの発端は袁紹の出生にさかのぼる。 袁紹の父親は、袁成とも袁逢とも言われる。このうち、本来袁氏の当主だったのは兄の袁成だったが、早死にしてしまったために弟の袁逢が当主となった。 袁紹は、「本来当主となるはずだった袁成の息子」とも「袁逢の長男だったが庶子だったため廃嫡され、袁成の家を継ぐべく養子にされた」とも言われる。 いずれにせよ彼は袁成の家系を継いでおり、そしてこの時点で「袁氏当主・安国亭侯」の爵位は、袁逢の嫡長子・袁基が受け継いでいた。つまり袁紹は「袁氏当主」の座から外れていたのだ。 その袁基を含めた袁逢家は、反董卓連合の折に、あの董卓に絶滅させられており、宙に浮いていた。 そこに目を付けた袁紹は、袁譚に「袁基の養子」を名乗らせ、「安国亭侯」を受け継いで、袁氏宗家の座を奪わせたという。 すると、袁紹が獲得した「鄴侯」(もしくは「邟郷侯」とも)の爵位は、袁譚は継げなくなった。 袁紹が袁譚を「河北袁家の後継者」から外したのは、袁譚を「汝南袁氏の後継者」として扱っていたため、と言われている。 袁紹があと十年でも生きていれば、三男袁尚が「鄴侯」として大成し、袁譚は有力な分家として存続しえたかもしれない。 しかしその袁紹が早死にしてしまったため、袁譚に「汝南袁氏だけでなく河北袁家も収めてみせる!」と野心を抱かせたのか。 ただ結果的には、河北袁家を支える幹部たちが、袁譚側に付くことはなかった。 演義では史実の記述とは真逆に粗野で父親から嫌われていたとされ、無能さが強調されている。 ※黄巾党 三国志の始まりとも言える黄巾の乱を起こした反乱軍。本隊はすぐ滅んだが、残党は各地に出没した。袁紹がかつて撃退し、その後高幹が引き込んだ黒山賊もそのひとつ。 次男:袁煕 幽州刺史だが、袁譚・高幹と違って刺史としての働きはほとんど書かれておらず、実力は未知数。 なので三兄弟のなかでは一番まともな可能性が微粒子レベルでなくもないと思われる……のか?目クソ鼻クソだけど。 幽州は公孫瓚に殺され、袁紹に協力した劉虞の残党の力が強く、あまり影響力を発揮できなかったのかもしれない。 しかし、その後袁尚・袁熙が烏丸たちの庇護を受けていたことを考えると、異民族からは評判がよかったのだろう。 劉虞は異民族から厚く尊崇されており、袁熙が劉虞の政策を継承していたからこそ、異民族の支援を受けられた、とも考えられる。 そんなことよりコイツの特筆すべきことは、後の魏の初代皇帝、曹丕の夫人であり、二代目皇帝曹叡の母である甄皇后の前の旦那であることである。 そのため曹叡の父親が実は袁煕だったなんて説もあるが、あの疑り深い曹丕が他人の子である可能性がある子を後継ぎにするとは考え難いので、トンデモ説の域は出ていない、たぶん。 ちなみに袁熙には子供がおり、彼らは辛うじて生き延びた。 その子孫が、武則天の周を終わらせ唐を復活させた宰相、袁恕己である。 また、唐を滅ぼした朱全忠の甥で、朱全忠の後梁と、その次の後唐にまで仕えた袁象先もその子孫と称している。 某動画サイトの大百科では何故かこいつだけ記事がある。 三男:袁尚 生まれつき美貌の持ち主で武勇に優れていたとされるが、結末はご覧の有様だよ! 生前の袁紹からは寵愛されていたらしいが、袁紹死亡以前のことはほとんど史書に記載がない。…というか袁紹死亡以降もあんまり本人の行動・人柄を示す記載がない。 兄2人や高幹と違い刺史に任命された記録はなく、「幼かった」という記述もあり、下手すると後継者争いが勃発した時点ですら自分の意思を持てない年若の少年だったのかもしれない。 もしかすると主体性を持てず、単に袁譚・郭図に出し抜かれることを恐れた審配ら冀州の実力者から傀儡として担ぎあげられただけの哀れな被害者だったのかもしれない。 まあ数少ない人柄を示すエピソードである公孫康に殺される最期での言動はどうにもあれだけど。 しかし実は支持者の顔ぶれだけを見るともっとも支持層が厚かった人物でもある。 袁紹側近組唯一の生き残りの逢紀を筆頭に、冀州豪族系の審配・沮鵠(沮授の子)、幽州を任された袁煕、并州を治めるいとこの高幹…… と、潁川組を除くほぼすべての派閥や幹部の支持を受けていた。 さらには匈奴の単于、呼廚泉も彼からの依頼を受けている。 「衆目は袁譚を支持していた」というが、例によって袁紹一党を過剰に悪く書いている史書の記述であることは考えねばならないだろう。 また軍事面に関しても、袁譚が曹操に降伏するまでは袁尚のほうが圧倒していた。というより袁譚をして曹操に降伏させるほどに追い詰めたといえる。 青州一つしか持たない袁譚と他の三州からの支援を受けれた袁尚とでは戦力差がかなりあったのかもしれないが、単純な能力でも兄より優れていた可能性はある。 上述した「汝南袁家当主と河北袁家当主の違い」を考えるなら、やはり「鄴侯」の次期当主としていろいろ袁紹から手続きを受けていた可能性がある。 演義だと曹操軍の史渙を一騎打ちで討ち取るという見せ場は一応もらえているが、その後は史実同様のグダグダ。 従兄弟:高幹 袁紹の甥だが、その姓が示す通り外甥(母親が袁紹の妹)である。 袁譚、袁熙らと並び、并州の支配を任されていた。 しかし親戚だから引き上げられたわけではなく、文武両道の才能にあふれ、かつ野心に満ちていた上昇志向の持ち主だったという。 結局曹操に滅ぼされたが、最初の攻撃時でも二度目の反乱時でも短期間のうちにかなりの規模の軍勢を同時に起こしている。案外前評判に偽りはなかったようだ。 年齢的にも、袁譚と同じぐらいか、より年長だったかもしれない(官渡以前で袁紹が別動隊として頼りにしている)。 并州の支配も割合うまくいっていたようで、滅びるまでの七年間は卓越した治績を上げていたらしい(ということは正式に并州を支配したのは199年頃か)。 とはいえ、二度目の反乱の時には袁尚が送った使者を殺そうとしている。この頃には本家を凌いで自分が河北の支配者になろうとしていたようだ。 各メディアにおける袁家三兄弟 横山光輝版三国志 まるっとカット。影も形も存在しない。 蒼天航路 大抵のキャラがかっこよく描かれている蒼天航路では官渡の戦いまでは比較的マシ。 官渡の戦いの最中も袁譚と袁尚が対立している様が描かれている。 袁譚は愚直だが真面目で、比較的マシな人物像。しかし袁紹からは突き抜けたところがないと思われている。 袁尚を差して公孫康が言った「痛快なほどに図々しく蒙昧だ」は袁尚という人物を最も的確に表現しているかもしれない。しかし、袁紹からは王者ととしてのカリスマはむしろ袁尚のほうにあると思われていたようだ(突破力の差だろうか)。 あと最初はまともそうに見えた袁煕のハゲ散らかし方が見てて不憫になってくる。 なお単行本裏で本編と異なり三兄弟まとめて首を串刺しにされているが、これは当時流行っていた「だんご3兄弟」が元ネタ。 コーエー三国志シリーズ SLGの方の三国志。3人(あと従兄弟の高幹も)全員が揃いも揃って見事にカスだが、カスなりに個性らしきものはちゃんとある。 袁譚 最も役立たず。能力的には三流武官そのもので、脳筋な上に筋肉さえ控えめ。義理関係の数値もやばいので本当にどうしようもない。 最近は普通の表情になった陶濬に代わって顔芸を始めたが、その姿は球場でヤジを飛ばすオヤジのようで、まるで品が無い。 なお劉備とのいきさつからか相性が劉備よりになっていることが多く、『11』の「官渡の戦い」シナリオでは独立したと思ったら勢力合併で劉備の傘下に入るというウルトラCを見せることも。 ギリギリ戦場に出せなくもない程度の能力はあるので、親愛補正の強い作品では劉備のお供としてそれなりに役立ってくれたりもする。 袁煕 三兄弟で唯一義理関係が普通。タイトルにもよるが、まあ一番使えるか。能力傾向としては文官よりの器用貧乏。 ただし妻の方が優秀なので、婚姻補正が妻の登用の邪魔になる場合、ほぼ殺される運命にある。 もっとも最近のタイトルだと 袁煕を殺すと甄氏に恨まれる (ついでに父親や兄弟にも恨まれる)のでそうもいかなくなってしまっている。 袁尚 長男に少しだけ上乗せした感じの低義理・無能。当然長男同様使えないが、魅力パラがある場合はわりと高めなことが多い。演義での一騎討ちの逸話により武力もまずまず。また父親の袁紹とは相互親愛なので戦場では連携が望める。 でも、だからどうしたといわざるを得ない。魅力や親愛がない場合はお察しください。 なお、作品によっては 袁紹が死ぬと優先的に後継者になる 。 高幹 袁煕と同じく義理関係は普通。武力は袁譚以下だが 統率は三兄弟の誰よりも高い 。統率が武力に統合されてるタイトル?察しろ。 三國無双シリーズ 甄皇后が甄姫の名で初期からプレイアブルキャラである+後にプレイアブル参戦した郭嘉の最後の活躍のため、それ絡みでちょいちょいスポットが当たることがある。モブだけど。 3の外伝シナリオでは父親の袁紹が生き延びている状態ではあるものの、袁譚と袁尚の仲は悪いことからどちらか片方に取り入って味方化させてもう片方を討ち取る策を以て戦う(この時はまだ袁紹含め本隊はまだ到着してない)。どっちを味方にしても大して戦況に変化は無いのでぶっちゃけ気分で選んでいい。味方化すると下の台詞を言ってもう一方を罵倒してくる。 「いいだろう!あいつは気に食わんしな!」 「ふん、あんな奴もう兄でもなんでもない!」 で、そうやって討ち取った後に袁紹パパがご到着(ムービー付き)。寝返っている馬鹿息子に対してコラッ!と叱りつけ、味方になってた息子はご、ごめんなさい!して再度敵に。…最早なんというか。 かつては曹丕に勝って甄姫に選ばれることもあったが、現在は曹丕が超イケメンのプレイアブルキャラとなったため多分もう無理。 三国志大戦 袁兄弟として3人そろって1枚のカード扱い。イラストは対立している袁譚と袁尚の間で袁煕が頭を抱えているというクッソ情けないもの。 …但しこれは旧作での話。 最新作では何と個別カード化。まあ馬鉄・馬休やリカクシも単独カードになったのでしょうがないか。十常侍?知らんちなみに全員EXカード。 そしてこのキャンペーンの目玉はその後に入手できる伏寿である為、大体の場合はついで入手だったり ただ、スペックは全員1コスト3/3と思いのほか優秀。 袁譚は槍、袁煕は弓、袁尚は騎馬と兵種も見事にバラバラ。袁尚のみ征圧1。 計略は全員が「袁家の乱・〇」となっており、通常は武力+1だが、他の兄弟がいると武力+15かつランダム移動と化す。 効果は強そうだがランダム移動が痛く、袁尚は迎撃リスクが無駄に上がり袁煕は仕事しなくなる為、基本は袁譚が乱を起こす。 移動が制御できれば使いようがあるため、他の計略で強制前進させたりその場から動けなくしてしまうのが有効。 動かなければ袁煕も仕事できるし、しかもコンボ成立時の武力とコスパは呂布の天下無双に匹敵する。袁尚… 後、撤退台詞が親父共々やたら面白い。袁煕以外。 袁紹「ば…ば…馬鹿なっ!」 袁譚「か、金ならある!これで見逃しどわああああお!」 袁尚「馬鹿な馬鹿なそんな馬ぁ鹿なぁー!」 ちなみに袁煕の撤退台詞は上記の最期の再現で「万里の旅へ…」 なお、高幹もカード化された。 5/5/2無特技で、計略は袁紹軍らしく士気バック系の「栄誉の剛騎」。 そして袁譚と袁尚はまさかの2枚目が追加。 しかしスペック・兵種はなんと互いのEXの相互入れ替え。因縁ってレベルじゃねえ。 計略「血縁の争い」は「反逆の狼煙」に近いが、相方を斬らないとまともに武力が上がらないとこれまた因縁全開。 しかしそれだけやっても言う程武力は上がらず、使えなくはないが使いにくい。 追記、修正は兄弟仲良くお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こいつらと後の孫家ったらどちらがマシなんだろうか。 -- 名無しさん (2015-03-23 05 38 08) この時代は実の親兄弟よりも同じ志で集った義兄弟の方が結束は強いからなぁ…。これは極端な例だが… -- 名無しさん (2015-03-23 06 31 40) こいつらの場合はまあある程度仕方ないところはある。袁譚は汝南袁家の嫡流である袁基の養子にだされてるから、「袁家の正統な継承者」という主張があるし、袁尚の方はそれに対して「父袁紹の正統な継承者」という名分がある。「・・・で?それどっちが偉いの?」って言われると誰も答えられないからな。 -- 名無しさん (2015-03-23 09 24 43) 袁譚は中原の名士が、袁尚は冀州の名士がそれぞれ推してるという分かり易い対立・権力闘争の構図・・・そしてそれに乗っかった二人・・・うーんこの -- 名無しさん (2015-03-23 09 43 31) ↑4 ただの内輪揉めと国の弱体化を招いた政変では比較にすらならない。どいつもこいつも能力的にも政治的にも微妙だったことを考えれば、被害が少なかったという点においてはこいつらの方がマシかもしれない。 -- 名無しさん (2015-03-23 10 21 50) 最新の研究では官渡の戦いは痛み分けに近く、国力差で袁紹が建て直し再侵攻やろうとした時も曹操は未だ防御が整っておらず、袁紹死ななきゃ100%負けてたそうだ。やっぱこの兄弟は弁護の仕様が無いガチ戦犯だわ -- 名無しさん (2015-03-23 12 59 56) ↑一般には -- 名無しさん (2015-03-23 13 37 55) ミス失礼 ↑↑一般には官渡の戦いで曹操が逆転勝ちしたと思われてるけど、実際には戦いそのものよりむしろ、戦いの後に起こったゴタゴタで袁家が勝手に沈んでったって感じらしいしね。 -- 名無しさん (2015-03-23 13 39 22) 次男が支持を明確にしてればマシだったかもな。そもそも完全に蚊帳の外だったかもしれないが。 -- 名無しさん (2015-03-23 16 01 03) 身から出た錆だけどこんな火種を抱え持ったまま曹操と渡り合った袁紹はやっぱ只者ではなかったってことなのかな -- 名無しさん (2015-03-23 19 56 13) 異民族と手を組んだはいいけど、結局かませになる袁尚、長男と三男の間でバカになってる袁煕、曹操に降伏したはいいが、使い回しにされて殺される袁譚 みんな問題ありまくりじゃん そりゃ立て直しができないわけだ -- 名無しさん (2015-03-24 14 32 18) ↑2 袁紹が後継者をきっちり指名して亡くなってればここまでグダらなかったからなあ。カリスマ性はあったかもしれんが、同時に袁家滅亡の最大の原因とも言えるから何とも評価しづらい。 -- 名無しさん (2015-03-24 16 14 22) 最近知ったんだが袁熙の子孫が唐の時代に宰相をやってたんだな -- 名無しさん (2015-06-02 20 43 59) どう考えても、一番かわいそうなのは次男。 -- 名無しさん (2015-10-05 23 08 33) ↑3董卓から逃れてほぼ縁も所縁もない冀州で、地元名士をスポンサーにして割拠してたから、そもそも後継者をちゃんと指名できるほどの君主権力を確立できていたかも怪しい…って説もあるな。官渡の戦いはそれを確立する絶好の機会だったが、同時に(寿命的に)最期の機会だった。 -- 名無しさん (2016-01-04 14 13 21) こいつら相手でも実際は結構苦戦してて、それ以降に赤壁だから、魏の戦争戦争また戦争はやはり民心離れるわ -- 名無しさん (2016-05-16 19 32 11) 三國志大戦での計略は武力が上がる代わりに移動がランダムになるという素薔薇しいもの。 -- 名無しさん (2016-06-14 00 56 17) 一番↑ 孫家末代には勝てるだろう…たぶん -- 名無しさん (2017-03-23 15 05 39) 南蛮三兄弟・・・。 -- 名無しさん (2018-02-02 21 14 21) そもそも袁紹と袁術の兄弟が仲良かったら普通に袁家が天下取ってたんだけどね -- 名無しさん (2018-03-31 22 25 52) 彼らの偉大なる父の袁紹の項目をお願いします -- 名無しさん (2019-02-24 13 15 00) 横山は姿形ないけど援軍断るとき末の息子が病気でとかなかったかな?本人かは知らんが -- 名無しさん (2019-08-31 01 40 06) そういえば、記憶が確かなら、袁紹系勢力が最後に登場するのは官渡直前だから、袁三兄弟の楽しい兄弟喧嘩のシナリオは、ここまでコーエー三国志にはなかった気が(年代選べる7,8は例外)。プレイしてみたい気がするんだが。 -- 名無しさん (2020-04-09 15 23 36) 旧三国志大戦3でのこいつらは確かに三人一まとめだが性能はガチそのもの。逆境デッキではこいつらさえ入れとけば最後カウンターされても守り切れるってくらい -- 名無しさん (2020-04-09 15 43 10) 対袁家の時の郭嘉ってチートモード入ってるよな。預言者レベル -- 名無しさん (2020-04-09 20 19 04) 袁譚は正史の足跡だけを見れば結構マトモな人間に見えなくもない -- 名無しさん (2020-04-09 21 24 30) ↑2 あまりに「全て的中させた」ばかりだから、個人的にはほとんど後付けだと思っている。てか、全部本当に的中させたのなら軍師よりも占い師だ。 -- 名無しさん (2020-04-09 23 02 27) 励ましのつもりで言った言葉が結果的に的中したって可能性もありそうだよね -- 名無しさん (2020-04-09 23 07 31) 蔡瑁・カイ越が劉琦でなく劉琮を支持したように袁譚でなく袁尚が支持されている、病弱だの才があるだのはとっかかりに過ぎなくて本音はお前は俺たちのおかげで後継者になれたんだから言うことを聞けとイニシアチブを取ることなんだろうな -- 名無しさん (2020-04-10 02 26 56) おそらく能力的には高幹が最も当主の器だったんだろうな、本家では全くないけど。 -- 名無しさん (2021-02-05 11 39 22) 袁紹や劉表もどこまで君主権力を確立できていたのだろう。 -- 名無しさん (2021-02-28 10 05 07) ナムコのPSP三国志ゲーでの袁譚はかっこよかったんだけどなぁ。 -- 名無しさん (2021-04-07 09 59 44) ↑2 コーエー最新作の14でも高幹が一番マシな能力もらってるな。まあ統治が困難だったと云われる并州をちゃんと治めてたのと、曹操軍に対して一番粘りを見せてたので当然な感じか。 -- 名無しさん (2022-05-23 15 53 27) 三男袁尚は美形だと言われてるけど周瑜と比べたらどっちが上なのかな? -- 名無しさん (2023-01-12 12 30 26) 光栄の初代だと武力87で顔良89文醜95に次ぐ武闘派で、カリスマ98だった袁尚さん -- 名無しさん (2024-08-30 19 32 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/saitowiki/pages/15.html
メニューについて紹介します。 トップページ・・・トップページです メニューについて・・・現ページ 三国志とは・・・三国志についてです。 正史と演義・・・主に正史と演義の違いについてなどです。 お知らせ・・・連絡のようなものです。定期的にチェックをお願いします。 メジャー級人物・・・本やゲームに登場してくるような有名な人物紹介です。 魏・呉・蜀・その他(董卓・袁紹・呂布など)の4つにわかれており、さらに五十音にわけています。 マイナー級人物・・・あまり登場しなかったり陰でささえていた人物の紹介です。 これも魏・呉・蜀・その他(董卓・袁紹・呂布など)の4つにわかれており、さらに五十音にわけています。
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/1067.html
春秋戦国三国志解説 > 登場人物 登場人物2 +目次 劉禅軍初期メンバー 中途採用組 抜擢武将 非勢力および非登録人物崑崙山 墨家 その他の非登録人物 他勢力・劉禅軍途中加入組(1)劉表軍 × 荊州四英傑韓玄軍 × 金旋軍 × 劉度軍 × 趙範軍 × 鄭霊公(スッポン)軍 × 劉備軍 × コメント欄 [部分編集] 劉禅軍 プレイヤー勢力、江陵スタート。本動画の主役だが、「主役」の後ろに「(笑)」なんかが付けられたりする。 初期メンバー 暗愚・忠臣・佞臣が2セット。 劉禅(りゅうぜん) 「阿斗ちん」。君主。1話で出滅亡。劉禅の成功には 北斗七星の夢 見させちゃった元始天尊の面子と責任がかかっている。本作でももちろん暗愚な部分を見せるが、晏子の諫言を素直に聞くなど、聡明な一面も見せる。それなりの常識や教養を持ち、周囲によって何色にも染まる「白い糸」としての劉禅である(第14回)。 第十七回からのエクササイズのおかげで第十八回ではグラが無双および的盧騎乗(パンツァードラグーン)に変わり武力がアップした。 第18回 統率 3 武力 64 知力 4 政治 7 * 斉景公 (せいのけいこう) 「景ちゃん」。2話で劉禅と 気が合った 。史実では斉の君主で、斉の国に繁栄と混乱と道楽と 田氏フラグ をもたらした( こちらの動画 もどうぞ)。能力は春秋左氏(4・10・3・4)伝で計21と奇しくも 三国志(3・5・9・4)の語呂あわせ の合計と同じである(第二回で解説有)。紙芝居では阿斗ちゃんを上回る暗君ぶりを発揮しており、相対的に阿斗ちゃんが聡明に見える。劉禅とは並び頭であり、武官の最高位は斉景公に与えられるという縛り?がある(第14回)。 阿斗ちんと同じく第十七回からのエクササイズで第十八回にはグラがドラマ「東周列国」のものになり武力も上がった。 第2回 統率 4 武力 10 知力 3 政治 4 なし 第18回 統率 4 武力 50 知力 3 政治 4 奮迅・造営・鼓舞 晏嬰 (あんえい) 百 斉の宰相、晏子とも。迷君に突っ込みを入れながら国を支え続けた春秋戦国時代が誇る対暗愚最終決戦宰相。身長140cm足らずだったというが、まさに小さな巨人。言行録として『晏子春秋』が残る(第二回で解説有)。同時代を生きた巨人孔子(思想的にも身長的にも。孔子の方が年下)とはあまり仲が良くなかった。墨家の祖じゃないかという説もあったりする。ゲーム的にも紙芝居的にも劉禅軍の要となる人物。史実通り、暗愚・忠臣・佞臣・腹黒の誰からも愛され慕われる姿に、視聴者コメントでは「メインヒロイン」との評も寄せられている。普段は宮城谷晏子(西のぼる作画)だが、黒いときには「とてつもないタヌキ親父」に見える実写グラに変化する。墨家のテクノロジーにも通じている。 第2回 統率 75 武力 24 知力 95 政治 97 造営・罠破・教唆・心攻・鼓舞 第14回 統率 75 武力 24 知力 95+2 政治 97+2 造営・罠破・教唆・心攻・鼓舞・井蘭・衝車 趙雲(ちょううん) 常識人。長坂と誘拐未遂事件で阿斗を助けたことから忠臣認定。黄色いのとセットで劉禅軍スタートに。なお、コメントで劉禅の無能ぶりについて「子龍がとどめさしておけば」との発言が飛び交っていたときに初登場。空気の読める男である。 梁丘拠(りょうきゅうきょ) 百 斉景公の寵臣。君主の考えを汲んで追従するオウムタイプの忠臣。主君が優れていれば良く染まったかもしれないが、アレだったので奸臣っぽくなった。能力値が「もうちょっと高くてもよかった」とはうp主曰くであるが、黄皓の上位互換に落ち着いた(第二回に解説有)。長らくボールに搭乗していたが、第14回で墨家のオーバーテクノロジーな鎧を着用する…がそれだけでは制御が利かず、墨家の支部で改めて改造手術をしてスパルタン( HALO )になった(第16回)。 第2回 統率 12 武力 7 知力 54 政治 20 罵声 第18回 統率 12 武力 95 知力 54 政治 20 罵声 黄皓(こうこう) 劉禅のお気に入りの宦官。本作では意外とまともなネコミミ。第14話で交趾に派遣されたが、押し掛けコーチの士子與のもとで肉体の鍛錬に励み、コナン・ザ・グレートっぽいムキムキマッチョな宦官にパワーアップ。 第18回 統率 1 武力 95 知力 32 政治 2 罵声 中途採用組 霍弋(かくよく) 第4回で在野から登用。通称「カッちゃん」。霍峻の子。外交でも戦場でも突っ込み役としても活躍。 霍峻(かくしゅん) 第4回で加入。霍弋の父で「カッちゃんパパ」と呼ばれる。妻(ママ)にはデレデレで、せがれもちょっと引くレベル(第11回)。 盛曼(せいまん) 第4回で加入。第5回で紙芝居に登場し、校尉に任官された。夢は天下の大将軍。 孫武 (そんぶ) 百 「孫子」を著した(とされる)伝説的兵法家で、「兵聖」と呼ばれる。自称子孫の孫パパ軍にいたはずが、第4回の終わりで江陵に在野としてまさかの登場(うp主のとある設定ミスが原因)。あまりのできごとにうp主が錯乱した。第5回で全力登用、同回のうちはクールな軍師を決め込んでいたが、いろいろあって「兵☆聖」としてカリスマブレイク。本動画に仁義なき方向性を決定づけてしまったという意味で重要な人物。 第14回 統率 88+10 武力 58 知力 99 政治 85 混乱・罠・心攻ほか 馮習(ふうしゅう) 第5回で登用。正史では猪武者的だが、本作では貴重なツッコミ役。 潘濬(はんしゅん) 第5回で登用。内政要員だが、紙芝居に出るときには、まじめな役どころで登場することが多いようだ。 趙累(ちょうるい) 第5回で登用。おもに内政要員としての運用。恐妻家で、愚痴を職場でこぼしているらしい(第10回)。 抜擢武将 胡衛(こえい) 抜擢一号。第五回でキャラが崩壊しつつあった孫武が「テキトーに拾って」(第6回)、景公の指導を受けた。社会勉強として渡されたエロ本で治療・妖術まで習得した。戦乱渦巻く荊南の中央に城砦を築いて戦闘に巻き込まれるなど気苦労も多い(第10回)。顔グラは 朱沖顔 、愛称「胡衛くん」。 第6回 統率 65 武力 73 知力 64 政治 75 妖術・治療・奮迅ほか 邵静(しょうせい) 方応フェイス の抜擢武将。第9回で趙雲が発見し、晏嬰が指導した。師匠のおかげか極めて優秀な文官で、兵法も多彩。第11回で加入。 第11回 統率 58 武力 74 知力 91 政治 98 教唆・心攻・突進・走射ほか 龔邈(きょうばく) 裴松之フェイス の抜擢武将。霍弋が発見し、藺相如が指導した。第14回でお披露目。指揮官タイプ。 第14回 統率 83 武力 73 知力 78 政治 66 奮戦・心攻・鼓舞ほか [部分編集] 非勢力および非登録人物 ゲーム中に「勢力」「武将」としては登場しないものの、紙芝居的には重要だったりそうでなかったりする人たち。 崑崙山 未登録の人とか人以外とか。「いやこれ天命だからw」でほとんどやりたい放題。 元始天尊 (げんしてんそん) 顔グラは漫画の封神演義のものだが、中身は原典寄り(第一回で紹介)。口癖は「いやこれ天命だからw」。この世界のカオスはだいたいこのオッサンのせい。なお、うp主が初めて触れた封神演義は、光栄の爆笑版とのこと(第一回)。 的盧(てきろ)(→劉禅軍) 「的盧」とは額に白い斑点の有る馬の名称。馬……?第一回で曹洪を迎えに飛来し、ついでに董卓軍の空挺部隊を歴史修正した。反白馬非馬説。天命に従って劉禅軍に降りてきた(第12回)。毒舌クリーチャーだが晏子にはかなわない(第13回)。 鬼谷子 (きこくし) 蘇秦・張儀ら 縦横家 (弁論術)の師とされる伝説的な人物。孫ピン・ホウケンの師匠になってることもあり(第1回で紹介あり)。「馬鹿弟子」(蘇秦・張儀)と大喧嘩をやらかし、「馬鹿弟子」含む99人の春秋戦国の武将・政治家を伏魔殿に封印した(第1回、および第17回)。 白鶴(→衛懿公軍) 「封神演義」における元始天尊の弟子。光栄の「爆笑封神演義」では女の子に。さすがはコーエー。本動画ではストーリー的に崑崙を飛び出し、衛懿公(鶴君主)軍と接触。「鶴専門の女獣医」という触れ込みで近侍している(第10回)。 于吉 左慈 墨家 本動画を陰で動かす秘密結社。またの名を「NGO 最終鬼畜博愛会」。技術者集団らしく、さまざまなオーバーテクノロジーを駆使してストーリーの闇鍋化を深刻化させるほか、テレビ局?を運営して勢力・武将の動向についての情報伝達の役割を担う。墨家ニュースに狼狽する武将も多いようだ。 墨翟 (ぼくてき) 墨子とも。非戦・博愛を説いた思想家。アンチ儒学。技術者集団を率いて、大国の侵略を受けた国の味方に駆けつけたとも。動画ではニュース司会としてその黒さを遺憾なく発揮。名状しがたいオーバーテクノロジーを駆使する墨家技術者集団を組織し、ゲーム展開とストーリーをカオスにする方向で暗躍。 魯仲連(ろちゅうれん) 斉の遊説家。窮地に陥った国に味方し、相手を論破して救ってまわった人。仕官や謝礼を固辞したことで知られる。ニュース解説役。辛口。 耕柱子 その他の非登録人物 公孫竜 (こうそんりゅう) 百 「白馬非馬説」で有名な名家(論理学)の人。詭弁とか言わない。ニコ百ではニコ動的にわかりやすい説明がされている。白馬非馬説に代わる新説を学会で発表しようとしている。 士蔿 (しい)/士子與(ししよ) 漢字が出ないため「名札」は字で表示。士会の祖父にあたる。孫の士燮に会いに交趾に来たのだが、黄皓の許に押し掛けてコーチング。その後に晏嬰に雇われることに。 驪姫 (りき) 第15回で初登場。益州に店を構えるスナック「暴室」のママ。悩む武将に物騒なアドバイスしかしない。 [部分編集] 他勢力・劉禅軍途中加入組(1) 他勢力とその武将。他勢力で紹介された後、劉禅軍に入った人物も含む。(1)では、荊州平定までに劉禅軍と接触した勢力を紹介。 ×:勢力滅亡済。 ●:現在劉禅軍所属。 劉表軍 × 襄陽に所在。第1回の導入で劉禅を滅ぼした。登録は配置されていないデフォの劉表軍。第5回で劉禅軍の最初の交戦相手となるが、これは本命である荊南平定のための布石。劉備、劉焉などに喧嘩を売られ続け、第13回で滅亡。 劉表(りゅうひょう) 劉表さん。天命ですから。 文聘(ぶんぺい) 劉表配下。趙雲ほか劉禅軍にタコ殴りにされるうちに 何か に目覚めそうになる。 荊州四英傑 四英傑 に 戦国四君 を配置。仁義なき戦いを繰り広げる。四君がそれぞれつれているはずの食客3千人のかわりに陽虎を3万配置。第5回からの仁義なき戦いの末、第13回までに劉禅軍が併呑した。 韓玄軍 × 長沙に所在。劉禅軍の陽動(劉表攻め)によって北に釣られ(第5回)、荊南平定作戦最初の交戦相手となった。第8回で金旋軍に次いで滅亡。城は趙範が持っていき、人材は劉度が引っ張っていった。 韓玄 ● 韓ちゃん。四英傑の一角。 春申君 (しゅんしんくん)(→劉度軍) ● 戦国四君の一人。楚の宰相で、その活躍は解説役もつとめた解説動画(戦国編)に詳しい。司馬遷はその残念な最期について「春申君老いたり」と酷評した。劉度軍滅亡後、第12回で劉禅軍入り。うp主曰く「性格的には四君の中で一番クセっ気の強いイメージ」(第13回)。腹に一物ありそうなキャラ付けである。 第2回 統率 76 武力 65 知力 89 政治 84 罵声・混乱・造営ほか 第14回 統率 76 武力 65 知力 89+2 政治 84+2 罵声・混乱・造営ほか 李斯 (りし)(→劉度軍) ● 始皇帝に仕えた秦の宰相。愛称は「りっしー」。春申君とともに「最後が残念でしたコンビ」として解説動画(戦国編)の解説役もつとめる。劉度軍滅亡後、第12回で劉禅軍に降参。 第2回 統率 64 武力 27 知力 92 政治 96 混乱・罠・心攻ほか 第14回 統率 64 武力 27 知力 93+1 政治 97+1 混乱・罠・心攻ほか 黄忠(こうちゅう) ● だまされやすい老妻を案じる愛妻家だが、本人も晏嬰の妙に現代的な偽報に引っかかる。第8回で捕虜から劉禅軍入り。 魏延(ぎえん)(→劉度軍) ● 仁義なき戦いのためか一部広島弁に。劉度軍滅亡後、第12回で劉禅軍入り。 ほか 韓浩 ● 金旋軍 × 武陵に所在。第8回で滅亡(劉禅軍による滅亡第一号)。人材は劉禅軍に逮捕もとい登用された。 金旋 ● 四英傑の一角。武闘派。第9回で劉禅軍入り。四英傑の中では一番まともな能力値を持つ。 平原君 (へいげんくん) ● 戦国四君の一人、趙の宰相。趙奢を兄(恵文王)に推挙したのだが、そのきっかけは自分の税金不払いを当時徴税役人をしていた趙奢に訴えられたこと。この他、約束を守らず食客の人望を失ったとか、信陵君が卑賎の人と付き合うのを軽蔑したため絶交されたとか、若干残念な話が多い。本動画ではもっぱら「ヒラハラ君」と呼ばれており、やっぱり若干残念で憎めないキャラクター。第9回で劉禅軍入り。 第2回 統率 78 武力 85 知力 72 政治 81 奮戦・突破・混乱ほか 毛遂(もうすい) ● 平原君の食客。外交の場に同行し、楚王を脅しながら説得した「嚢中の錐」の人。 第2回 統率 36 武力 72 知力 92 政治 90 造営・混乱・罵声ほか 李同(りどう) 百 ● 本名は李談とも。首都が秦軍に包囲された際、平原君のもと決死隊三千人を率いて突撃、戦死した。顔グラは「無茶しやがって・・・」AA版が目立つ。第9回で劉禅軍入り。周囲の仁義ない環境もあって、完全にカチコミキャラに。うp主のお気に入りキャラとか(第14回)。 第2回 統率 53 武力 94 知力 70 政治 25 奮迅・突撃など 劉度軍 × 零陵に所在。第11回で劉禅軍に攻められ、趙雲無双の舞台を提供して滅亡。劉禅軍に吸収された。 劉度 ● 四英傑の一角。「君」はひらがなで呼ぶので、「孟嘗くん」は少し困っている。荊南を統一してみたい、ちょっぴりの野心家(第10回)。キャラは劉度シリーズの影響を受けているとのこと(第14回)。第12回で劉禅軍に帰順。 劉賢 ● 出番のないまま第14回で初紹介。 孟嘗君 (もうしょうくん) ● 戦国四君の一人。斉の宰相で鶏鳴狗盗の人。四君の中でも活躍時期がやや早い。元祖人材マニア。身長のことは禁句。第10回に解説あり。劉度に見込まれてやる気になるなど、この動画の四君の中では一番まじめかつ有能。第12回で劉禅軍入り。 第2回 統率 83 武力 72 知力 82 政治 92 造営・石兵・罠破ほか 馮驩(ふうかん) ● 孟嘗君の食客。的確な助言で孟嘗君の人望を高め、窮地を救った。第12回で劉禅軍入り。 第2回 統率 43 武力 65 知力 92 政治 84 造営・罠破・混乱 第14回 統率 43 武力 65 知力 92+2 政治 84+2 造営・罠破・混乱 白圭(はくけい) ● 重農主義に対し、重商主義を説いた商人。史記では貨殖列伝に記載。宮城谷さんの小説「孟嘗君」で孟嘗君の養父として設定されているため、同一勢力で登場している(第14巻)。エルガイムに搭乗。第12回で劉禅軍入り。 第2回 統率 70 武力 86 知力 88 政治 82 罠・鼓舞・奮戦ほか ケイ道栄(けいどうえい) ● 出番なく第14回で初紹介組。 趙範軍 × 桂陽に所在。長沙を陥落させて最大2城を領有するも、仁義なき劉禅軍の猛攻を受ける。墨家の新型陽虎実戦テストに使われちゃったり、趙範を改造しちゃったりしたが(第12回)、第13回で滅亡した。 趙範 ● 四英傑の一角。愛称「趙さん」。墨家につかまって謎の改造をされてしまった(第12回)。劉度とは仲がいいらしい(幼馴染み?)。 信陵君 (しんりょうくん) 百 ● 戦国四君の一人。魏の公族出身、貴賎を問わず人材を求めた。自ら軍を率いて秦を破るが、のちに兄の王に疑われ、酒に溺れてしまった人物。本作では四君中最強の将才を持ち、趙範にとってのドラえもんポジション。ただし酒癖が悪い。どこぞのエリア88みたいな形で劉禅軍入り(第13回)。 第2回 統率 93 武力 76 知力 81 政治 87 騎射・斉射・突破ほか 侯嬴(こうえい) ● 信陵君の知恵袋。謎の門番。策により信陵君の軍権掌握をたすけた賢人。本作でも趙範軍を智嚢として支える。 第2回 統率 30 武力 62 知力 95 政治 80 罠・罠破・混乱ほか 鮑隆(ほうりゅう) ● ご存知二枚看板。仁義なき劉禅軍との戦いでノイローゼ気味(第12回)。 陳応 ご存知二枚看板。捕虜にされるたびに脱出する猛者(第13回)。 王業 ● 桂陽留守居組。長沙から戻らぬ趙範の身を案じる忠臣(第12回)。 [部分編集] 鄭霊公(スッポン)軍 × 新野に所在。第2回で勢力紹介、紙芝居は第6回登場。刎頚コンビ+弱小国御用達宰相ズでも無理かもしれない。斉桓公軍により第8回で滅亡。 鄭霊公 (スッポン)(→劉焉軍) 「食指」の故事の人。顔グラがスッポン、名前のルビもスッポン。劉禅とは解説動画(春秋編)で会っている。彼がこの姿になった事情は第6話で語られているのだが、やっぱり元始天尊のしわざか! 勢力滅亡後、第11話でとんでもないことになるが、またしても元始天尊のしわざか! 第18話で劉焉軍の武将として劉禅軍とぶつかるが、今度はそのグラを見た的盧がブチ切れた。 第2回 統率 4 武力 5 知力 3 政治 4 * 第12回 統率 8 武力 99 知力 6 政治 8 * 廉頗 (れんぱ) 百 ● 趙の将軍。藺相如との「刎頸の交わり」で有名。趙の誇る対秦守護神のひとり。刎頸コンビはうp主のお気に入りらしい(第二回)。スッポン軍滅亡後、劉禅軍に迎えられる(第8回)。横山絵の老将グラで、黄忠とは「ツインG」で、婆さん思いなのも一緒(第10回)。なお、藺相如と話すときだけグラが変わる。 第2回 統率 96 武力 95 知力 72 政治 58 奮闘・突進・騎射ほか 藺相如 (りんしょうじょ) 百 ● 強国秦に対し、璧を持ち帰ったり(完璧)、鼓をうたせたり(澠池の会)、度胸で挑んだ外交の人。刎頚コンビ。第9回で仕官してきて「刎頸コンビ」(またの名をリン・レンコンビ)復活。和氏の璧(ケンコンケン)装備(第14回)。 第14回 統率 84 武力 69+6 知力 93+2 政治 94+2 連弩・罠破・心攻ほか 子産 (しさん)(→晋文公軍) 鄭の政治家。公孫僑とも。博識で知られ、外交から財政改革、司法改革(初の成文法策定)まで行い、内憂外患の弱小国鄭を支えた。スッポン滅亡後は晋文公軍に移った模様(第15回) 第2回 統率 74 武力 65 知力 90 政治 96 * 申不害 (しんふがい) 韓の政治家。法治主義によって国政を安定させたことから、法家の祖とも。 第2回 統率 67 武力 43 知力 86 政治 95 * 劉備軍 × 永安に所在。第9回登場。劉禅父のいつものチート勢力+晏パパのパパさんチーム。劉表を攻めるが後背を劉焉に衝かれ、第11回で滅亡。主力は劉焉軍に吸収されており、一部は晋文公のところにも流れた。劉禅軍とは縁の深い勢力であり、その安否はストーリーのポイントとなっている。 劉備(りゅうび)●(→劉焉軍→劉禅軍) 劉禅の父。近年珍しい人格者な玄徳。いい親父。 劉焉軍に滅ぼされてそのまま仕えてたが、劉焉の晏嬰排除のお返しの一〇一顧の無礼により劉禅軍に引き抜かれた(第16回)。 晏弱 (あんじゃく) 百 (→劉焉軍) 斉の将軍。晏嬰の父、晏桓子とも。脳筋気味の上司に振り回されたり、国内の政治謀略に巻き込まれながらも外交・軍事で活躍した。 第2回 統率 84 武力 83 知力 92 政治 81 突破・突進・騎突ほか 関羽(→劉焉軍) 張飛(→劉焉軍) 諸葛亮(→劉焉軍) 軍師。古今の名将を従えた「若殿」劉禅の成長を戦場で確かめたいなんて考える。 趙広 ● 趙雲の息子。劉備軍滅亡後、劉禅軍のもとに逃れた(第11回)。 関興 ● 第13回で劉禅軍入り。 孫乾 ● 第13回で劉禅軍入り。 劉諶 ● 劉禅の五男坊。第15回で劉禅軍入りするも、あまりのカオスに困惑の模様。 コメント欄 春秋戦国三国志解説および関連項目(登場人物・同2)へのコメント ここまで作ってみました。補完、訂正などあればお願いします。 -- 名無しさん (2009-05-06 17 09 10) 解説の人乙です! -- 名無しさん (2009-09-02 02 47 28) どう並べてみてもやっぱりわかりにくいんですよね。修正よろしくお願いします。 -- 名無しさん (2009-09-04 01 48 23) 登録99人全員名前だけは出てるはず。ニコ百科にいつの間にか春秋戦国時代の人物紹介記事ができていました。-- 名無しさん (2009-09-27 02 39 04) ※追記:大百科リンクを上部に移転。登録勢の紹介はネタ・質ともに百科の記事が充実しています。趙括(笑)。より知りたいという方はぜひどうぞ。 解説充実うれしき次第! -- 名無しさん (2009-09-27 12 24 10) 趙括って馬超の先祖にあたるはず -- 名無しさん (2009-10-31 17 37 50) 登録100人目は誰だろう -- 名無しさん (2009-11-22 02 28 56) うp主の目的を考えると抜擢武将はあまり出ないだろうが、優秀な女武将が出来上がったら、多分「極妻」なんだろうな。「あんたら、覚悟しいや!」とか。 -- 名無しさん (2010-12-07 21 55 45) 歴祭で春秋戦国時代の流れをきちんと解説してくれたのは非常に助かった。エピソードと起きた時期の流れがよく分からなくて混乱してたんだ。 -- 名無しさん (2011-10-11 17 40 24) 最新話(第16話)が来ましたよ!!! -- 名無しさん (2012-02-20 01 24 27) 最新話(17話)にて一時休止のお知らせあり。地震やら竜巻やらこの一年色々とあり過ぎたししょうがない。復帰を気長に待つとしましょう。 -- 名無しさん (2012-06-09 12 38 20) うp主さんお疲れさまです。リアルのご事情がよく進みますことをお祈り申し上げます。 -- 名無しさん (2012-06-11 02 02 22) 時折繰り返し見つつこっちのほうも覗いたら最新のあたりとか更新されてなかったのでちょくちょく書き足し。9月にうp主の生存報告ありましたが動画の制作はままならぬ様子…リアル事情が落ち着くのを祈るばかりや…。 -- 名無しさん (2014-10-06 04 09 03) 名前 コメント 春秋戦国三国志 登場人物 春秋戦国三国志登場人物・春秋戦国三国志登場人物2 コメント 春秋戦国三国志解説コメント 関連ページ 春秋戦国時代略年表
https://w.atwiki.jp/m4empires/pages/19.html
■武将一覧 サ行 名前 読み 登場年 親武将 血縁武将 武将タイプ 体力 無双 攻撃力 弓術 馬術 防御力 移動 速度 ジャンプ力 武器 タイプ モーション タイプ 戦闘 技能 政策 蔡瑁 サイボウ 169 - - 智将標準 D B D B B C B B 刀剣 剣1 奮闘 44 全領防御改修 54 戦闘時間短縮 崔諒 サイリョウ 196 - - 守将早熟 B B C B B A B B 長柄 槍 死守 22 全国人材捜索 38 単将補充・大 司馬師 シバシ 217 司馬懿 - 万能標準 C B D B B C B B 刀剣 剣2 強襲 41 全将補充・小 56 諜報 69 伏兵 司馬昭 シバショウ 220 司馬懿 - 智将標準 D B D B B C B B 刀剣 剣2 疾風 14 新産物開発 28 長期同盟締結 50 敵援軍阻止 沙摩柯 シャマカ 181 - - 守将標準 C B D B B B B B 長柄 戟 強襲 36 強行軍 47 敵軍補充遅滞 周キン シュウキン 173 - - 智将早熟 D A D B B C B B 刀剣 剣2 奮闘 2 産業振興・大 周倉 シュウソウ 178 - - 守将標準 C B D B B B B B 長柄 戟 疾風 61 山賊兵団雇用 72 神速 周魴 シュウホウ 214 - - 智将早熟 D A D B B C B B 刀剣 剣2 奮闘 31 同盟破棄 69 伏兵 朱桓 シュカン 191 - - 万能標準 C B D B B C B B 長柄 戟 奮闘 55 獲得武勲増大 67 兵力回復 朱然 シュゼン 196 - 朱治 万能早熟 C B D B B B B B 長柄 槍 死守 2 産業振興・大 23 人材募集 67 兵力回復 朱治 シュチ 170 - - 万能早熟 C B D B B B B B 長柄 槍 強襲 13 品質改良・大 42 全将補充・小 52 拠点中立化 朱霊 シュレイ 184 - - 闘将標準 D C D B B C B B 刀剣 剣1 奮闘 38 単将補充・大 71 鼓舞 荀イク ジュンイク 177 - - 智将晩成 D A D B B D B B 刀剣 剣2 死守 13 品質改良・大 42 全将補充・大 64 全軍氷矢配備 淳于瓊 ジュンウケイ 160 - - 守将標準 C B D B B B B B 長柄 槍 死守 44 全領防御改修 54 戦闘時間短縮 荀攸 ジュンユウ 171 - 荀イク 智将晩成 D B D B B D B B 刀剣 剣2 火計 13 品質改良・大 35 敵軍誘引 47 敵軍補充遅延 蒋エン ショウエン 202 - - 万能早熟 C B D B B B B B 刀剣 剣2 奮闘 2 産業振興・大 41 全将補充・小 74 大喝 鍾会 ショウカイ 230 - - 万能標準 C B D B B C B B 長柄 槍 強襲 18 総合鍛冶 32 裏切り工作 39 単将補充・全 蒋欽 ショウキン 182 - - 闘将標準 D C D B B C B B 長柄 戟 奮闘 2 産業振興・大 42 全将補充・大 71 鼓舞 蒋済 ショウサイ 202 - - 智将早熟 D A D B B C B B 刀剣 剣2 奮闘 35 敵軍誘引 56 諜報 徐栄 ジョエイ 161 - - 守将標準 C B D B B B B B 長柄 槍 死守 26 武将鍛錬 52 拠点中立化 69 伏兵 諸葛恪 ショカツカク 215 諸葛瑾 - 智将標準 D B D B B C B B 刀剣 剣2 挑発 13 品質改良・大 38 単将補充・大 諸葛瑾 ショカツキン 188 - - 智将晩成 D B D B B D B B 刀剣 剣2 奮闘 2 産業振興・大 14 新産物開発 22 全国人材捜索 徐庶 ジョショ 194 - - 万能晩成 D B D B B C B B 刀剣 剣2 火計 14 新産物開発 35 敵軍誘引 41 全将補充・小 徐盛 ジョセイ 191 - - 万能標準 C B D B B C B B 長柄 戟 死守 13 品質改良・大 39 単将補充・全 71 鼓舞 申耽 シンタン 202 - - 守将晩成 C C D B B C B B 長柄 槍 死守 44 全領防御改修 審配 シンパイ 170 - - 万能標準 C B D B B C B B 刀剣 剣2 死守 18 総合鍛冶 22 全国人材捜索 25 全国人材登用 辛ピ シンピ 185 - - 智将標準 D B D B B C B B 刀剣 剣2 死守 28 長期同盟締結 70 説得 薛礼 セツレイ 174 - - 智将早熟 D A D B B C B B 刀剣 剣2 奮闘 50 敵援軍阻止 全ソウ ゼンソウ 197 - - 万能早熟 C B D B B B B B 刀剣 剣2 奮闘 2 産業振興・大 48 自軍補充加速 曹叡 ソウエイ 215 曹丕 曹操 守将標準 C B D B B B B B 長柄 槍 火計 31 同盟破棄 72 神速 曹休 ソウキュウ 188 - 曹操 闘将標準 D C D B B C B B 長柄 槍 強襲 38 単将補充・大 44 全領防御改修 宋憲 ソウケン 171 - - 闘将早熟 C B D B B C B B 長柄 戟 奮闘 50 敵援軍阻止 曹洪 ソウコウ 183 - 曹操 闘将標準 D C D B B C B B 刀剣 剣1 奮闘 48 自軍補充加速 39 単将補充・全 曹彰 ソウショウ 204 曹操 - 闘将晩成 D C D B B D B B 長柄 戟 猛攻 26 武将鍛錬 71 鼓舞 曹真 ソウシン 199 - 曹操 守将標準 C B D B B B B B 刀剣 剣1 死守 25 全国人材登用 41 全将補充・小 44 全領防御改修 曹性 ソウセイ 177 - - 闘将早熟 C B D B B C B B 長柄 槍 奮闘 50 敵援軍阻止 臧覇 ゾウハ 179 - - 守将標準 C B D B B B B B 長柄 槍 死守 26 武将鍛錬 68 兵力削減 沮授 ソジュ 170 - - 智将標準 D B D B B C B B 刀剣 剣2 火計 55 獲得武勲増大 53 戦闘時間延長 蘇飛 ソヒ 186 - - 守将早熟 B B C B B A B B 刀剣 剣2 強襲 18 総合鍛冶 38 単将補充・大 孫乾 ソンケン 179 - - 智将早熟 D A D B B C B B 刀剣 剣2 奮闘 29 共闘依頼 22 全国人材捜索 孫韶 ソンショウ 202 - 孫堅 万能標準 C B D B B C B B 長柄 戟 強襲 26 武将鍛錬 73 牛歩 孫礼 ソンレイ 194 - - 守将標準 C B D B B B B B 長柄 戟 奮闘 18 総合鍛冶 41 全将補充・小 ID iUk+fiSL氏、データ提供。本当にありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7447.html
天地を喰らう 三国志群雄伝 【てんちをくらう さんごくしぐんゆうでん】 ジャンル SLG 対応機種 スーパーファミコン メディア 12MbitROMカートリッジ 発売元 カプコン 発売日 1995年8月11日 定価 12,800円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 2個(バッテリーバックアップ) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 戦争以外やる価値がない強すぎる劉備軍雰囲気は良い 天地を喰らうシリーズリンク 天地を喰らう 三国志群雄伝 概要 システム 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 概要 天地を喰らうシリーズ唯一のスーパーファミコン作品。 内容は国取りSLGで、コーエーの『三國志シリーズ』とは全く違うシステムを採用している。 原作のように魔界やら魔物といったファンタジー要素はなく、純粋に人間同士の戦いで中国を統一するのが目的。 シナリオは「桃園の儀(195年)」「赤壁の戦い(208年)」「三国鼎立(214年)」の三種類。 コーエー版よりも簡略化されており、SLG初心者への敷居は低いが…。 システム 難易度設定は「初」「普」「難」の3種類。 「初」と「普」では全ての戦闘を自分が操作する。「難」は、近衛軍(君主が率いる軍団)以外の戦闘は自動となる。 「初」だと、ある程度勢力を拡大した所でクリアとなる。それ以外は、全土統一でクリアとなる。 戦略フェイズでは1年を4季節に分け、各君主がランダム順に行動を起こすという、国取りSLGによくあるシステムを採用。 君主には勢力に応じて2~6の「行動力」が与えられ、それが0になるまでは1季節に何度も行動可能。 軍団制が採用されており、君主以外にも軍団長と部下を編成して行動させることができる。 移動や戦争は軍団単位で行われる。軍団は軍団長を含めて最大7人、1つの城につき3軍団まで駐屯できる。 軍団長の「兵法」が高いほど戦争時の行動力が増える。また「国政」が高いほど民忠誠度が上がりやすくなる。 君主を含む武将に官位を与えることができる。 勢力が大きくなると、史実通り自ら「皇帝」を名乗ることも可能になる。また、太守(郡の長官)も設定できる。 官位には武官と文官がある。武官は徴兵時に兵が多く集まり、文官は内政で有利になる。 君主と同じ城に居る近衛軍と軍団長から「意見」を聞くことができる。 武将には「猛将」や「智将」といった性格があり、それぞれ違った意見を出すことが多い。 意見を保留にして別の武将に聞くこともできるが、その場合は他の者がその意見に「同調」し、自分の意見を言わなくなることがある。 意見を採用した場合、通常の半分の行動力消費で行動することができる。 武将ごとに戦闘時の特技を持っている。 「一騎打ち」は、敵武将に一騎打ちを仕掛ける。相手が応じずに失敗することもある。武勇が高いほど有利。負けた側は士気が大幅に低下する。 「弓術」は、敵武将に弓攻撃を仕掛ける。能力に関係なく必ず成功し、士気を低下させる。 「謀計」は、敵武将か城壁に使用可能。智謀が高いほど有利。武将に使った場合は兵士数を、城壁に使った場合は耐久度を低下させる。 問題点 プレイできる選択できる君主が少なく、マイナー君主プレイができない。 「桃園の儀」シナリオでは7人の君主、「赤壁の戦い」では5人の君主、「三国鼎立」ではわずか3人の君主しか選べない。 マイナー武将に顔グラフィックがない。また顔ありの武将も、原作と違う顔になっていたりする。 ファミコン版ですら全武将に顔グラがあり、マイナー武将を集めるという楽しみ方もあったのに劣化している。 敵武将のいない城も、いちいち戦争を仕掛けなければ自国領にできない。 しかも、誰もいない空っぽの城をわざわざ攻め落とす作業をさせられる。攻め込んだ時点で勝利でいいだろ… 内政をする価値がない。 「民政」をすることで民の忠誠度を上げられるが、忠誠度MAXでも反乱が発生することがある。限られた行動力を割いてまで上げる価値はない。 「財政」をしても、せいぜい城壁の防御度が増えるだけ。しかも住民反乱が起きるとすぐボロボロになってしまう。 「兵糧」をするとその城の兵糧が増えるが、兵糧が尽きる心配などまず無い。民忠誠度が下がることもある。 戦略フェイズの行動力増加量は、国の豊かさではなく領土の広さで決まる。 つまり領土がボロボロだろうと反乱が起ころうと何の問題もないので、内政するくらいならガンガン戦争して領土を広げるべきである。 外交もする価値がない。 外交で他国との友好度を上げると同盟を組めることがある。言い換えると、同盟を任意で行えない。 さらに同盟は君主同士ではなく城同士で行われるため、同盟と言うより両城間の街路封鎖とでも言ったほうが正しい。 全土統一のためには同盟する必要はもちろんない。というか同盟したら街路封鎖されて全土統一が遠のく。 武将が死にやすすぎる。 戦争で敗北して捕まった武将は敵の配下になるか死亡するかのどちらかで、選択の余地はない。このため「強力な敵将を配下にしようとしたら死亡してしまった」という事故が頻発する。 敗走させずに決着がついた場合もなぜか戦死するので、倒さずに残しておくという作戦も通用しない。 勝利側の武将も、戦場で敗走した場合は死亡することがある。 幸い城に武将が居なくても空白国にならず自国領のままとなるので、武将の数が足りずに詰むということはない。 原作主人公である劉備率いる蜀の武将が強すぎる。 五虎将軍のうち4人(関羽・張飛・趙雲・馬超)の武勇が13以上なのに対し、他の武将(君主除く)は全部11以下という極端なバランス。 このゲームは武勇の差が大きいと一兵も失わずに攻撃ができるので、関羽と張飛が最初から居る劉備軍は並みの相手なら兵力を減らすことなく勝利でき、連戦しても一向に疲弊しないというチート級の強さを誇る。 逆に、敵役だった曹操の配下武将が弱すぎる。夏侯惇や許チョといった勇猛武将ですら武勇9しかない。 他勢力から魏に降った張遼や顔良は武勇10以上ある。どうやら魏出身というだけでマイナス補正がかかるらしい。 呉をはじめとする他の勢力にも武勇10以上の武将がいるが、劉備軍に比べるとパッとしない。 前述通り、新たな武将を配下にしようにも死亡してしまうことが多いので、戦力増強はかなり難しい。 さらに、シナリオ3になるとこのゲームで最高の智謀を持つ「諸葛亮」も劉備軍に加わっているため、ますます無双状態に…。諸葛亮を軍団長にすると戦争時の行動力がとにかく凄まじく、先述の武将達で攻めればそれこそあっという間に城は落ちる。他の勢力でプレイした場合、これに対抗するのは至難。 賛否両論点 意見採用コマンドシステムが特徴的。行動力の低い序盤は特に役に立つ。 積極派の張飛、慎重派の孫乾、状況を考慮する関羽など、個性豊かな部下の性格をうまく生かせている。 しかしゲームで役立つのはせいぜい戦争の進言だけなので、ほぼ猛将の意見しか聞く価値がない。 ゲーム後半になると無意味な提案が多くなる。ボロボロの城開発をしたいのはわかるが、何の意味もないのでは…。 評価点 良く練られた戦闘方式。 戦闘時のマップは、この時代にしては珍しい上空からの見降ろし型で、迫力がある。 戦場は四角ヘクス制だが、斜め方向にも移動や攻撃が可能。強敵には2~3人の武将で連係して当たるといった進軍を行いやすい。 戦場では各部隊に敷くべき陣形を指示する。 移動力に優れる「移動の陣」、戦闘力に優れる「攻撃の陣」、3マス先まで探索できる「探索の陣」がある。 敵武将は隣接するか、探索部隊が3マスまで近付かないと見えない。これは敵軍も同じで、探索部隊から先に倒すなどして敵の視界外に出れば、敵の統率が乱れる。 士気の概念があり、兵士数か士気が0になった武将は敗走する。戦争中に士気を回復する方法はない。 兵士数が多い武将も、策略や集中攻撃で士気を下げれば簡単に倒せる。 「攻撃の陣」を敷いていない武将が戦闘すると大幅に士気が下がる。強い武将を奇襲で壊滅させたりできると爽快。 攻撃を仕掛けた側も士気が下がるため、一人の武将だけ強くても一騎当千の活躍はできない。 各武将には3ポイントの行動力が与えられ、ターン中に3ポイントまでなら複数の行動が可能。 「移動の陣」で3マス動いたり、1マス移動してから攻撃(2ポイント消費)もできる。 軍団長の「兵法」の数値によって1ターンに1回ボーナスポイントが与えられ、特定の武将をボーナスポイント分余計に行動させることができる。もちろん敵も同じ。 「偵察部隊を先行させる」「攻撃の陣のまま移動して攻撃」「弓を撃ってから味方の後ろに退避」など非常に応用が効く。 近付いて探索しないと見えない敵、策略を用いなければ突破しにくい強固な城門など頭を使う場面もあり、強敵と戦う手ごたえを感じられる。 その分、空っぽの城を攻めるのが単なる作業になるのは残念なところ。 シリーズ伝統の評価が高いBGM。 勢力を拡大するごとに戦略フェイズ時のBGMが壮大なものに変わっていき、辺境君主から戦国の雄への成長が実感できる。 このゲームにはスタッフロールがなく、作曲者は不明だったが、コンポーザーの浅川政夫氏がかつて自身のWebサイトでサウンド担当だったことを公表していた(リンク)。 総評 戦闘に限れば出来は良いが、他はまるでダメと言いきってしまえるほどバランスの悪いゲーム。 国取りSLGのくせに内政する必要がなく、とにかく戦争ばかりのゲームである。このノリはむしろアクションゲームであるアーケード版に近い。 各勢力間のバランスも悪い。最初に劉備を選ぶか他を選ぶかで難易度が天地の差というのはさすがにやりすぎである。 しかし、部下の意見を聞きながら進めてみたり、お気に入りの武将に官位を与えてみたりでき、三国志の雰囲気だけならそれなりに味わうことができる。 使う価値は低いものの内政や外交という要素もあるので、SLGに触れたこともない初心者の入門ゲーとしてはむしろ丁度いいかもしれない。 定価12,800円という強気な価格設定だが、今は捨て値に近い価格で手に入る。三国志好きな人はネタで買ってみる? 余談 tacticsのブランド設立などで知られるYET11氏によると、本作の前に未発売となった同機種同タイトルが存在したようである。(リンク)おそらくこちらもSLGとして作られていたと思われる。